術後3か月と2週間ほど経ちました。フルタイムの仕事に復帰して2か月ほど。日常生活でウロストミーということで困ったことはあまり感じませんが、仕事の人間関係は相変わらずややこしいです。

 

私がいま関心があるのは「膀胱全摘手術後のお通じ良すぎる問題」です。(骨盤底筋の衰えの問題のようです)、が、この話は次回にして、今回は、リクエストをいただきました「ベルト付きパウチカバーとストーマベルトの感想をもう少し詳しく」について書きます。

 

ベルト付きパウチカバーを買ってから使うまで

 

ベルト付きパウチカバーを買ったのは、全摘手術の前でした。私は、自分の皮膚が面板を貼ったり剥がしたりの繰り返しとパウチの重さに耐えられない気がしていました。そんなとき、ネットでベルト付きパウチカバーを見つけて、よさそうに思ったので買いました。

 

届いたベルト付きパウチカバーはナイロン製で、医療用というより、アウトドア用品のような感じでした。1000円~2000円くらいだったと思います。

 

手術後は忙しくて、使い方がいまひとつよくわからないパウチカバーは、そのまま置きっぱなしになっていました。

 

退院して、少し落ち着いてきたとき、ひとりバスで遠出しました。バスの中で、パウチがいっぱいになって、パンツ(ズボン)の中に入れておくのもきつくなり、パウチを外に出していました。ジャケットが長めだし、バスはすいていて、私はいちばん後ろの席で、まわりに誰もいないので、まあ、いいか、と。

 

バスは途中下車してもよかったのですが、田舎町で、途中下車をしてもトイレがなさそうだったので、目的地まで乗って、無事にトイレに行きました。

 

ふと、「こんな時、ベルト付きパウチカバーが便利なのでは」と思いました。その次、パンツで出かけるアウトドアな外出のとき、さっそく使ってみました。おしゃれとか気にしないのなら、トイレがものすごく簡単でした。パウチの重さも気にならず、よさそうに思いました。

 

ストーマベルトの発見

 

私は、コロプラストのストーマベルトももっていましたが、使わず、置きっぱなりになっていました。買った経緯はこちら

 

 

 

が、ベルト付きパウチカバーを試した勢いで、ストーマベルトも長時間歩くときに使ってみました。お腹が安定し、長時間歩いても、ストーマが痛くなることはなく、いい感じでした。パウチの重さも感じにくいです。

 

私は、術後ずっとコロプラストのセンシュラミオ凸ワンピースの4点安心ベルトを使っていて、4点安心ベルトは、私にとっては標準装備です。

 

そのうえで、ベルト付きパウチカバーとストーマベルトを比べると、安定感、パウチの重さを支える力は、私はストーマベルトが上ではないかと思います。

 

仕事で長時間歩くときは、ストーマベルトをつけていくと、私は安心感があります。

 

ベルト付きパウチカバーは、パンツで出かける、人に会わない、たくさん歩く外出ならば、使ってもいいかなと思います。

 

「私が使っているストーマのアクセサリーいろいろ」を書いたときは、たしかに使っていたのですが。もともと4点安心ベルトを使っているので、これ以上つけなくても困ったことは起きず。いつでもトイレに行ける職場なので、パウチがいっぱいになることはあまりなく。あとの2つは、使ったり使わなかったりです。

 

ストーマベルトは、私はストーマヘルニアが心配で、お腹を押さえようと思って使うこともありますが、そんなに押さえて体にいいのか、悪いのか、よくわからず。

 

つぎの泌尿器科の外来のとき、看護師さんに聞いてみようと思います。

(主治医の外来にいくと、その前に看護師さんに呼ばれて、血圧や体温、酸素濃度を測り、あれこれ体調について生活について聞かれるので、そのときに質問しようと思います。ストーマ外来ではないのですが、看護師さんはストーマにも詳しい)

 

 

通勤服。同じようなワンピースばかりですみません。ウロストミー用の服というわけでなく、もともとクローゼットにあった服です。服はウエストが楽なら、何でもいいような気がします。