数日前に、ハロウィンパーティへ行った。
友達の友達の主催する仮装パーティで一軒家を貸切り、数十人が集まった。
私はその日別の用事があったので少し遅れて夜中の1時くらいからの参加となった。
私はミニスカートのポリスになって出陣。編みタイツに手袋、ネクタイもして完璧!友達とタクシーを拾って会場へと向かった。
遅れていったせいかパーティも一段落しており、みんな各自しゃべったり飲んだり沸きあいあい。みんな仮装してるのではしゃいだり、写真を撮ったりと楽しいムード。
その日の主催者の子達に挨拶をして、私も飲み始めた。タクシーだったので帰りの運転を気にせず、思い切り飲むことができた。途中写真を撮ったり、ショットをしたり、新しい友達としゃべったり、とても楽しかった。
私はそこにいた一人の人に目が留まった。なんとなく一人でふらーっとしていて、ちょっとキョドリ気味な彼。中肉中背で、仮装しなきゃいけないはずなのにあまりしてない。普段着はちょっとオシャレめだ。私はお酒の勢いも相俟って、彼のところに話しに行った。
自分の名前やステータスなどの他愛のない話をして、写真を撮った。彼は自分をアンディだと紹介して、それから私はまた他の人のところに話しに行った。
他の人と話していると、その彼がこっちにやってきて会話に入ってきた。みんなでわいわいする。とても楽しい。
途中ベランダに出てビールでショットした後くらいから意識がヤバくて、途切れ途切れ。とにかくいろんな人と話していた気がする。
中に色んな女の子にちょっかいを出しているブランダンという人がいて、彼は私にその場でほほにキスをさせた。その人はそのあとも抱きついたりしてきて、肩を抱いたり、おしりを触ったりしていた。そこに、さっきのアンディがやってきて、でも会話に入るわけでもなく、ただなんとなくそこに突っ立っていた。
酔っ払ったブランダンが私を抱きながら「この子は俺のものだ!!」と叫んだとき、アンディが
「おい!ちがうよ!おれのだよ~!」
と私をブランダンから引き離して抱きしめてきた。
酔ってはいたものの、私はちょっとびっくりして、でもちょっと嬉しかった。
その後もアンディとブランダンは何やかんやもめていて、でも結局ブランダンは他の女の子のところに行ってしまった。
私はアンディと残されたので、二人でしゃべっていた。内容は忘れたけど本当に他愛のない話だったと思う。
すると私と一緒に来た友達が他の男の子を連れてやって来た。私たち4人はそこでまた話しはじめた。
アンディは私の隣にずっといて、でもそんなに会話に入るわけでもなく、やっぱりそこにただたっていた。
そんなこんなしているうちにブランダンが帰ってきて、また私にちょっかいを出してきた。私も適当にあしらってたんだけどしつこくて、どうにかして私の腰を抱いたりおしりをさわろうとして来た。
そのときそっと、誰からも見えないようにアンデイが私の手を握ってきた。