"Women Have Relationship to Have Sex

Men Have Sex to Have Relationship"


mmmm....interesting.



無意識のうちの


自分のポンプほど


厭らしいものはない



そのとき同時に発する

今まで知らなかった呼吸法は


さらに。



たとえば私が そう思っていたように

そのひともそうだったのかもしれない


キス>セックス


身体同士を交えることは一種の必要であって

ある程度の基準以外はあまり意味を成さない


たとえば空腹時に ピッキーになる必要のないように


たとえば私が それを避けていたように

そのひとも一度の挨拶程度のものにしたのかもしれない


どんなひとの愛撫より 彼の一度のキスは

私を深く濡らすから


思えば


私はいつも そうであった


さみしさを埋めるために代わりを用意する

身体は繫がっておれど 心はいつも遠く

目は相手を見れど 頭に浮かぶは違う顔


いつも、 いつも。



私が噛み付きたいのは 彼の左肩

私が握りたいのは 彼の右手


いつも、 いつも。


たとえばその始まりが ただの代わりだとして

たとえばその夜 食べたかったものの代わりとして

他の者物を私の中に入れることになったら

それはそれで私を満たして

それはそれで私は消化するのだ

たとえば彼が私を 抱かなかったように


たとえば私が 会って数時間の

名前すら曖昧な男の腕の中で

恍惚と身を震わせながら

その左肩に跡を残そうとも

そのシーツの赤茶のように私は

彼に抱かれる夢を見るのだ


肉は満たされて喜び


心は乾いて泣く


只、後悔はなくとも。