やりたいことをやって
食べたいものを食べて
好きな音楽を聴いて
欲しいものを買って
一人暮らしや、海外生活や、車や、i-Podや、服や、靴や、キレイな髪や、ネイルアートや、鞄や、香水や。
何でも手に入れてきた
難しいものでさえも
力尽くでも どうにかして
あなた以外は。
私が心から欲しいもの
私が心から天に願ったもの
それは
永遠に
あなたは
永遠に。
何とないときに あなたのうわさ話を聞いた
同じ職場の女の子に ちょっかいを出してるって
その子は私の友達で
私と同じ日本人だった
あなたのことを気に入ってるって
笑顔で私に告げた
あの子だった
知らなければ 幸せだったのに
知らなければ あなたを昨夜のように想えたのに
知らなければ 昨日のあなたの笑顔を思い浮かべたのに
あなたが色んな女の子にちょっかいを出してるっていうのは知っていた
知らないわけないじゃない
こんなにあなたばかり見てるのに
気が付かないわけないじゃない
こんなに長い間一緒にいるのに
あなたについて私が知らないことは多い
でも
それでも
私は
傷つくくらいなら 知りたくなかった
あなたの その
私の その。
カレンダーを見るまで 気が付かなかった
もう１ヶ月をすぎていた
毎晩毎晩 思い出すから
毎晩毎晩その人は 私の上にいるから
毎晩毎晩その手は 私の体を這うから
毎晩毎晩私は その人の左肩を噛むから
気が付かなかった
後悔はない
じゃぁ、なに？
私が欲しいのは 彼？
それとも私を永遠にrubする手？
私が欲しいのは
私がいつもほしいのは
私を永遠にrubする彼の手
今日 あのとき
あなたのほうへ
両手を広げるあなたのほうへ
走って行けたら
昔のように
昔のように
あなたのにおいに包まれて
暖めてほしかったよ
でもできなかった
こどもみたいに
できなかった
できなかった