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長きに渡り監督を務められていた野村克也さんが、楽天時代に書かれたもの。

組織の観点から、エースについて書かれている。

いま、会社の中で自分の置かれている立場を顧みて、学ぶべきことが散りばめられていた。


・本当に勝てるチームをつくりたいなら、技術云々のまえに。まずは人間形成ありきだ。結果より、プロセスを重視しなければならない。その道筋を示すのが、リーダーである監督の使命なのである。

・世の中には、物が見えない人が千人いれば、見える人も千人いる。(草柳大蔵)

・教えないコーチこそ名コーチ

・評価というものは、けっして自分で下してはいけない。

・この世界で生き残っていく者を見ていると、日々を新たな気持ちで迎え、その連続が進歩を生んでいる。… 今ある状況に慣れてしまうことが最も恐ろしい結果への入り口となる。