あなたは今、恋をしていますか?


恋をしている時の気持ちを忘れていませんか?



忘れているのなら早く思い出して下さい。
なぜなら、僕自身驚いているのですから。

こんなに胸が高鳴るなんて、
こんなに一人のことで頭の中がいっぱいになるなんて、
信じられなかったものですから……

そんな僕の生活は彼女を中心に回っている。
木下 小百合(きのした さゆり)……
隣のマンションに住む名前しか知らない彼女。
僕の一日は彼女の出勤の支度をカーテン越しに眺めることから始まる。
ああっ、ブローの時なびく髪!
ああっ、スーツに包まれる前のボディライン!
ああっ!カーテンの向こうは最高の美の空間!

しかし僕にも仕事がある。
彼女を見送っていたら遅刻してしまう。
出かける彼女の顔を見ることなく出勤する。
僕が仕事を終えて帰ってくると風呂上りの彼女がカーテン越しに
僕を出迎えてくれる。

疲れた僕の目にはカーテンの向こうのバスタオル姿は眩し過ぎる。
ああっ、もっと彼女を知りたい!
ああっ、もっと彼女の近くにいたい!
ああっ、僕のものにしたい!
もう、このままの関係じゃ我慢できない!

考えに考えた僕は一つの結論に達した。
小百合さんと深い関係になる。
そのためにはもっと彼女のことを知らなくてはならない。
まず手始めに彼女の下着を知らなくちゃならない。

幸い彼女の家はマンションの一階にある。
よし!今夜決行だ!
そして僕は今、木下家のベランダにいる。
思った通りのセクシーな下着が並んでいる。
その中で特に気に入った一つをポケットに入れると、
彼女が部屋に入ってきた。
これはチャンスだ!今夜で下着だけでなく、顔まで知ることが出来る!
きっと美人に違いない!
期待して覗きこんだ部屋の中にいたものは!

 

 

 

 

 

ぎぃやぁあああああ!ばばあだぁぁ!