私が16歳になった夜からなの。
なかなか寝付けなくて、眠っても夢見が悪いんだろうな?
朝はいっつも身体がだるい。
だけど、その原因はもうわかってる。
それは……視線。

部屋の照明を切ってベッドに入ると、
必ずあの脂ぎったギラギラしたイヤらしい視線が、私にまとわりつくの。
照明を点けて寝れば?って意見もあるだろうけど、そうはいかない。
勝手に切れちゃうんだモン。
とにかく、凄くイヤらしい気配なの。
正体?……ううん、わからないわ。
怖くて目が開けられないの。

そりゃ確かに、私はちょっぴりだけど“池○千鶴”ちゃんに似ているわ。
胸も、16歳なのに“小池○子”並にあるし……。
ん~例えが少し古かったかしら???
それに、今時めずらしく処女よ。
同級生の娘らは、処女であることが恥ずかしくて、直ぐに初体験しちゃうけど、
ホントにいい女は処女性(ヴァージニティー)を大切にするモノよ。

あ、ちょっぴり脱線しちゃったわね。
でね、その視線はね、視線で強姦しようとするの。
そしてついには、どう表現したらいいんだろう?
冷たくて、少しザラついた手で、私の巨乳をまさぐってきたのよ!!
しかも、タダで!

 

 

 

コレにはちょっと参ったわ。
だから、私は思い切って目を開けてみたの。
そのハレンチな相手に、文句を言ってやろうと思って!
そのハレンチな相手を、見てやろうと思って!
すると、するとね、私の目に懐かしい顔が映ったの!!

「お、お爺ちゃん!? 」

そう、そのハレンチな相手は、十年前に他界したお爺ちゃんだった。

「そんなに、孫の巨乳が恋しいの?」

私には、そう叫ぶしかなかった。
すると、顔を赤らめたお爺ちゃんは、

 

 

 

 

「16歳ともなれば、
もう子でも孫でもないんじゃよ…」


と言って、姿を消しました。
その夜以来、あのイヤらしい視線……
ううん、お爺ちゃんはもう現れなくなったのです。