ガッレリア前のバス停から,ひとまずバスで中央駅へ。

ガイドブックにもバスの中はスリに要注意とあるくらいなので,緊張して乗り込みました。

私は偶然目の前に空席があり座れたので,さほどではなかったけれど,

混んでいる人に紛れてしまった友達は,生きた心地がしなかったそうです。


駅についたら,ランチの相談。

疲れていたけど,友達が調べてあった資料の中の店に行くことにし,スパッカナポリまでてくてく歩きました。



taivas taivas


途中のピザ屋で,またもライスボールを。

これは,うまいなぁ。


taivas taivas


taivas taivas


お目当ての店は,ベッリー二広場のそばというので,まずはベッリー二広場を目指しました。

緑豊かな広場です。

周りにはカフェやバールがたくさん。

この広場の場所は,古代から様々な歴史が層状になって蓄積されている場所で,

下の写真で見えているのは,紀元前4世紀!のものと思われるギリシャ様式の城壁跡。

この説明が,看板には6ヶ国語で書かれていたのですが,その1つが日本語でしたよ。


さて,お目当ての店ですが,どなたかのブログ記事に載っていた店だったので,

地図も写真も詳しい住所もなく,ベッリー二広場のそばというのに見つかりませんでした。

広場はたいして広くなかったんだけどなぁ。



taivas taivas


taivas


お目当ての店は結局見つからず,広場の目の前にある「イントラモエニア」というカフェに入りました。

緑の多い素敵な店でした。

広場を目の前にしたテラス席へ。


taivas taivas


頼んだもの。

2種類が楽しめるパスタ。

名前は忘れてしまったけれど,左側の幅広のパスタがこしがあってうまし!

カプレーゼは,チーズが私には濃厚すぎでした。

しかも塩味のみで,ドレッシングがほしかった~。

チーズを食べてちょうどに考えられているんでしょうけど。


で,食事を終えたら,また駅まで歩いてしまいました。

翌日移動の日だったのだけど,時間を変更しようと思って。

だけど,この切符は変更は無理だと言われてしまい,

じゃあ,電車の時刻までポンペイに行けないかなと検討。

ポンペイへ行くための列車のことを券売機で調べていると,

どうやら私達の画面をのぞいていた男の人が,

「その列車なら,別の窓口だから一緒に行こう」と手招き。

ま,またしても危険な奴かとドキドキ。

一緒に来い来いとしきりと言ってくるけど,危険な感じがしておそるおそる歩き,

その人がエスカレーターに乗った途端,逃げました。

レストランの時の人のように,単なる親切な人なのかもしれないけど,何とも恐ろしく。

…が,逃げまくったあげく,またその人と鉢合わせるありさま。

ものすごくびっくりして,気疲れしました。


疲れたあげく,電車の時刻を考えるとポンペイはきついことが分かり,あきらめてホテルへ戻ることに。

すると,街のあちこちで爆竹が鳴り響いてます。

前日もそうでしたが,この日は大晦日だったのでさらにすごい。

地球の歩き方にも,「大晦日の夜は爆竹と花火がまるで爆弾のように夜通し鳴り響き,とても外出できる状態ではない」と書いてあったけど,まさしく!

翌日泊まったローマのホテルの人にも「大晦日のナポリは,イタリア人にだってデンジャラス」と言われました。

まだ,夕方の時間だったけど,かなり怖かったです。

街のあちこちに爆竹を持った若者がたむろしてました。

突然バーーンという大きな音がして,何度びっくりしたか。

ひぇぇぇと思いながら,あわててホテルへ帰りました。


びくびくしていて夕食を買うことも忘れました。

年末のナポリを予測し,カップラーメンを友達が持ってきていたので,それと,

友達のもう一人が買っておいてくれたサラダやピザを食べた年越しでした。

年越しそばならぬ年越しラーメンでしたが,毎日イタリアンだったのでとってもおいしく感じました。


部屋でも爆竹の音が大きく聞こえ,そのたびにびくついてたけど,

この日は散々歩き回ったので疲れ,そうそうに寝てしまったのでした。

taivas taivas

卵城の周りが「サンタ・ルチア港」

そして,その前から「サンタ・ルチア通り」が伸びています。

さぁ,今日のメインイベント「サンタルチアでサンタルチアを歌う」を実行するとき。

やりましたよ。人がいないところでね。

どうせならソレントへも行き,帰れソレントへも歌いたかったです(←バカ)



taivas

サンタルチア通りはこんな感じ。

普通の道で,ちょっと拍子抜け。


taivas


道をずっと歩いて行くと,プレビシート広場へ。

ここは,ナポリ1大きな広場。

ローマのパンテオンに似た新古典様式のサン・フランチェスコ・ディ・パオラ聖堂があります。

…が,イベントのステージで半分しか見えません,残念。

この日は大晦日だったので,カウントダウンイベントだったのだろうな。



taivas


広場を挟み,サン・フランチェスコ・ディ・パオラ聖堂の反対側には,王宮が。

もっと赤っぽい建物なんですが,伝わりませんね。

17世紀にスペインの王を迎えるために作られたけど,その王を迎えることのないまま,ブルボン家の王宮として改築・拡張されたそう。

ブルボン家って,フランスでは?と思って調べると,フランス王家カペー家の支流の一つ。かつてのフランス王家,現在のスペイン王家であり,さらに現在のイタリアの一部を治めていた家系もあるとありました。(Wikiより)

日本史専攻の私は,この辺がとにかくちんぷんかんぷんです。



taivas taivas


王宮の中庭。現在は王宮歴史的住居博物館になっている建物内には,ここから入ります。

右は,王宮の外にいた人。

スウェーデンのガムラスタンにもいた人だ!(もちろん別人)

あのときは,じっと見ていたら突然動き出して驚いたものです。



taivas taivas


taivas taivas


王宮から少し進むと,独特な建物があります。

「ウンベルト1世のガッレリア」という十字のアーケードをもつ商業施設です。

58mと高いアーケードが見事。

ミラノにもガッレリアはあり,ナポリの方が少し小ぶりだそうです。

それでも十分見応えありましたよ。

調べてみたらカトリックの国では1月6日まで飾ることの多いそうなクリスマスツリーも当然あり。

こちらでは,何か書いてある紙をつるしているツリーを何度か見かけました。

七夕の短冊のように願い事でも書いてあるのかな。



taivas

ここからバスに乗って駅に戻ろうと思ったのだけど,バスが来るまで時間があったので,ジェラートを楽しむ。

ベリー系にしたのだけど,詳しい名前は忘れちゃった。

旅の5日目。


taivas taivas


ナポリのホテルの朝食。

ポイントは,ミニヌッテラがあるところ。

これ,お土産で配ったらかわいいと思って探してたけど,このタイプは見つけられず残念。

アマルフィのホテルもそうだったけれど,パンが豊富。

だけど,野菜が全くないんだよなぁ。こちらは,ゆで卵があったけど。


taivas taivas


朝食を食べた部屋もサロンも,カラフルな色使いがイタリアを感じました。



taivas


さて,この日は二人行動。

「サンタルチアでサンタルチアを歌おう!」とくだらない目標をたてて出発。

大通りもちょっと脇道に目をやると,こんな風景。

通りに洗濯物がはためく様子は,外国ならでは。いったいどうやって干しているんだろう。



taivas


郵便局発見。

フィンランドやスウェーデンでは,ポストがかわいくて写真に撮ったけれど,

イタリアのポストは赤い四角形で,いたって普通。

さらにたいていのポストは落書きがされていて,写真を撮りたいと思わなかったです。

フィンランドの中央郵便局がマリメッコ柄の箱やムーミンの封筒とか,かわいいもの満載だったので,

ナポリの郵便局ものぞいてみたけれど,本局ではなく小さな局だったからか,事務的な雰囲気で,

切手を買うにも言葉も分からないので,早々退散。



taivas

路面電車発見。今回の旅では乗りませんでしたが。



taivas taivas


taivas taivas

歩いていると,港へ到着。大きな船が泊まっていました。

遠くに見えるのは,ヴェスーヴィオ火山。

2000年以上前,ポンペイの街を一日にして灰の下に埋もれてさせたのは,この火山の噴火でした。

ポンペイも行ってみたかったなぁ。

港で水を調達しようとお店に入ったら,日本人の家族がいて,小学生ぐらいの子どもが,

「わぁ,ポケモンカードが売ってる!買いたい!」と大声で叫んでました。

ナポリの港にまであるのか,ポケモンカード。すごい。



taivas

港を出て歩いていたら,小さい公園にピカチューの乗り物があったので,思わずパシャリ。


taivas taivas


港近くにあるヌオーヴォ城。

ヌオーヴォとは「新しい」という意味で,これから目指す卵城同様にアンジュー家の城で,

卵城と区別するためにこの名になったそうです。

右の写真の白く見える部分が,「アルフォンソの凱旋門」といい,災害で一度破壊した後の再建の記念に作られたもの。



taivas taivas


しばし海沿いをてくてく歩くと,長い埠頭の先端に建つ城が,卵城。

近づきすぎてから写真を撮ったので,城とは分かりませんね。

全景を取り忘れました(汗)

右は,卵城の近くで見つけたモニュメント。



taivas taivas


卵城の内部。

この城は,決して卵形をしているわけではなく,城の名前の由来は,この城を築くときに,基礎の中に卵を埋め込み,「卵が割れるとき,ナポリの町も城とともに滅びる」という伝説によるのだそうです。

正式名称はカステル・デローヴォ(Castel dell'Ovo),卵城は通称なんだとか。


taivas taivas


ナポリの風景の美しさは,「ナポリを見てから死ね」という言葉でも有名ですが,

卵城から見える景色は,その言葉にたがわぬ美しさでした。

(スパッカナポリは,道がごみだらけで正直荒んでる感たっぷりでしたが…)

城の石で切り取られた風景は,まるで絵画のようでした。







さて,またしばらく休んでから,夕食へ出かけることにしました。

お店に向かって歩いている途中に,スーパーがあったので入りました。

スパッカナポリで入ったお店より,ずっと大きめのスーパーでした。


taivas


またまた発見!ミニチュアマグネットの本物版。

コーヒーです。



また,レストランに向かって歩き始めました。

「ミミ・アッラ・フェッローヴィア」という地球の歩き方に載っていた店に行くことに。

…が,ここからが大変でした。

歩いて20分ほどのお店だったのに,すっかり道に迷ってしまったのです。

歩けど歩けど,今どこにいるのか分からない。
1時間半以上くたくたになりながら歩いていると,突然男の人が近寄ってきて,

「ミミに行きたいの?それなら,こうやって行くんだよ。」と説明し始めました。

説明もしないのに,店の名前を当てたのは,地球の歩き方に載っているので日本人がたくさん訪れているのでしょう。

でも,ま,またチップを取るつもり?と身構えていると,

突如友達の手をつかみ,「こうやって行くんだ」と言いながら,ぐいぐい引っ張る。

な,何この人,怖いんですけどと思い,「グラッチェ」と言いつつ早足でその場を立ち去りました。

ちょっと歩いたら,さっきの男の人がまた来た!

それも自転車で私達の進路を塞ぐように立ち止まるので,怖さが頂点に。

また,レストランへの行き方を話し始めたのだけど,怖くなって話の途中で走って逃げ出しました。

…すると,目の前にあったのはお目当てのレストラン。

………。

あの男の人は,本当に親切な人だったのでした。

それなのに,完全な不審者扱いをしてしまい,悪かったです。



taivas taivas


こんないきさつで辿り着いたので,店に着いたときはもうくたくたでした。

なので,料理名も忘れちゃったし,これ以外の写真は撮るのも忘れちゃいました。

この時もリゾットを注文。お米が食べたくて。

味はおいしい。でも,海外のリゾットは日本より固めですよね。私は柔らかいのがすきだなぁ。

地球の歩き方に載ってるくらいなので,日本人が何組もいましたね。


あんなに迷って,怖い思いして行った店でしたが,帰りはすんなり帰れました。

疲れ切ったので,この日はイタリアに来て初めてしっかり眠れました。

さて,ドゥオモを出て,トリブナーリ通りを進んでいくことに。

左右に教会がたくさんありました。


taivas


通りの雰囲気は,こんな感じ。

道幅はせまく,両側には4・5階ぐらいの建物が迫って建っていました。

たくさんの人が行き交っていました。

なんというか雑多な下町っていう雰囲気で,犯罪多発地域だったというのがなんとなくうなずける感じ。


taivas


ジロラミーニ教会。

午前中のみしか開放されていないので,外観のみ。


taivas taivas


taivas taivas


サン・パオロ・マッジョーレ教会。

ローマ時代の神殿の円柱を利用して8~9世紀に建てられたそう。

現在の姿は,改築後のものだそうですが。

ゴールドが輝きが強く,絵画もふんだんで,主張の強い雰囲気でした。



taivas

サン・ロレンツォ・マッジョーレ教会。

オレンジ色のファザードが特徴的。

ギリシア・ローマ時代の遺跡が内部にあったようですが,何故か中には入ってなかったかも。



taivas taivas


えと,ここは何て名前だったかな。

内部は,クリーム色が基調でシンプルながら美しい。



taivas taivas


通りには,土産やを始め,小さなお店もいくつも並んでました。

果物屋さんに魚屋さん,土地ならではの雰囲気が出てました。



taivas taivas

小さなスーパーを見つけたので,入りました。

すると,ここでも発見!

ナポリ駅で買ったミニチュアマグネットの本物版。かわいいクッキー。

かかか,かわいい~。


この他にも,教会やお店をいろいろ見ながら,2時間ほどの散歩は終了。

言葉は分からないし,スリも怖いし,で,かなり緊張しながらの散歩だったけど,

一人での街歩きはなかなか楽しかったです。

ホテルに戻ったら,まだ友達は寝ていたのには驚きましたが(笑)