1986年。福島で特急〝つばさ〟に乗継ぎ新庄へ。
つばさ号は秋田行き、横手行き、新庄行きなど10往復近く走っていたと思う。お盆休みの頃で山形までは通路にも人があふれていたし、新庄でも満席だったように記憶している。
新庄から陸羽西線で酒田に抜けた。陸羽西線は便利だったようでその後も3回ほど利用する機会があったし、天気よく最上川を眺めながらの車窓を毎回楽しめた。
反対の陸羽東線は1度しか乗ったことがない。仙台から乗り継いだ時も仙山線→山形→奥羽本線→新庄→陸羽西線だった。
大人になって新庄まで新幹線〝つばさ〟に乗る機会があった。この時もほぼ満席で驚いた。山形県の主要都市と問われると、酒田、鶴岡、米沢が思いつく。新庄が観光だけでなくビジネスでも重要拠点で、新幹線の延伸に納得できる光景だった。