早速、猫との生活ジャンルに全く関係ない記事・・・
さて、貴方の一番好きなテレビ＆ムービースターは？
と、問われたら勿論、
ロバート・ヴォーン
では、次に好きなスターは？と、問われたら
当然ながら「ナポレオンソロ」の相棒役として共演した
デビット・マッカラム
それでは「ナポソロ」以外で一番好きなムービースターは？
と、問われると、さすがに難しいですね。
昔の欧米の俳優さんばかりですが、沢山いたので。
う～～ん・・・、敢て挙げるなら、
スティーブ・マックイーン
彼の代表作のひとつ「ゲッタウェイ」に至っては、
８回も映画館に通ったほど熱の入れようでした。
また、彼は
「荒野の七人」、
「ブリット」、
「タワーリングインフェルノ」の３作品で
ロバート・ヴォーンと共演している間柄。
ヴォーンファンとしても関わりが深い存在です。
更に、奇しくも２人は月命日が同じ１１月。
そして今日、１１月７日は
スティーブ・マックイーンの命日になります。
そこで今回は在りし日のマックイーンを偲んで、
彼の映画のレヴュー記事にしました。
何をチョイするか難しいところで「ゲッタウェイ」も考えましたが、
何はともあれ、共演がロバート・ヴォーンで音楽がラロ・シフリンという
豪華な組み合わせで、この作品にしました。その映画は・・・、
『ブリット』
１９６８年アメリカ映画
監督：ピーター・イェーツ
出演：スティーブ・マックイーン
ロバート・ヴォーン
ジャクリーン・ビセット
サイモン・オークランド、他
音楽：ラロ・シフリン
ロバート・ヴォーンのファンとしては、
「ナポレオンソロ」終了直後の初作品としても興味津々でした。
映画の内容は、組織を裏切って公聴会で証言することになった男を、
上院議員（ロバート・ヴォーン）から警護して欲しいと依頼された
ブリット刑事（スティーブ・マックイーン）。
しかし、警護を始めた直後、男は組織の殺し屋の手にかかり殺されます。
ところが、この殺された男、実は・・・。
とまあ、そんな展開の話になります。
まずはトレーラー動画がからどーぞ。
この映画の一番の見所と言えば、やはりカーチェイスシーンでしょう。
殺し屋の乗った車を発見したブリット刑事、つかさず追尾します。
カーチェイスはすぐに始まりません。
この追尾シーンがカーチェイスが始まる序章として緊張感を盛り上げます。
特にシフリンの曲が効果満点で、正にカーチェイス序曲と言った感じで
メインタイトル曲にも勝ると劣らない出色の劇伴。
で、執拗に追ってくるブリットの車に業を煮やした殺し屋、突然の急加速発進。
シフリンの音楽もストップ。ここから激しいカーチェイスシーンがスタート！
では、その追尾シーン、そしてカーチェイスシーンの動画を続けてどーぞ。
尚、カーチェイスシーンは長いので、お時間の無い方は要所要所を摘み観してください。
如何だったでしょうか。
因みに、ブリット刑事が乗るムスタングは、
マックイーン本人の愛車だそうです。
「ブリット」関連のサイトに、
「カーチェイスが始まるまでのジラシがたまらない」
「シフリンの音楽ではなかったら全く別の映画になったと思う」
と言う書き込みがありましたが、正に同感。
映画史に残る名シーンでしょう。
この「ブリット」が、その後の７０年代のポリスアクションブームの
走りとなり、続いて創られたクリント・イーストウッドの
「ダーティーハリー」で大ブレイクする事になります。
尚、「ブリット」も「ダーティーハリー」も音楽は
ラロ・シフリンの担当でした。・・・神。
と言う事で、最後までお付き合いいただき有難うございました。
マックイーンよ永遠なれ。
それではまた。
