先の「ブリット」の記事で、もう一つの候補として「ゲッタウェイ」も考えた末に
「ブリット」に決めたと書きましたが、やはり、
スルーするのは片手落ちという感じがしてならず、
もう一本、マックイーン作品として記事にすることにしました。
『ゲッタウェイ』
１９７２年度アメリカ映画
監督：サム・ペキンパー
出演：スティーブ・マックイーン
アリー・マックグロー
ベン・ジョンソン
アル・レッティエリ
他
音楽：クインシー・ジョーンズ
ハモニカ演奏：トゥース・シールマン
物語の内容は、刑務所に入っていたマックイーン、
組織のボスの計らいで仮釈放されます。
早速、そのボスから銀行強盗の話を持ちかけられ、
犯行は成功。
ところが、マックイーンの仮釈放は妻のマックグローが
ボスに身体を提供した事が背景にあったことを知らされ、
マックイーンは激怒。
その場でボスを殺害し、奪った金を持って
妻のマックグローと共に逃走。
当然、ギャング一味は二人を追跡。
マックイーンとマックグローの逃避行が始まります。
簡単に言うとそんな話で、メインはクライムアクションですが
マックイーンとマックグローの夫婦関係も同時に描かれます。
まずは、トレーラーをご覧ください。
で、この映画の一番の見所は、クライマックスでの銃撃戦でしょう。
逃避行中に銃砲店から奪ったショットガンで、ギャング一味を一掃。
とにかく、ショットガンを手にしてのマックイーンのガンアクションが
最高にカッコイイのです。
では、そのガンアクションシーンを動画でご覧ください。
この映画、ガンマニアにもたまらないほどの魅力に溢れ、
まず、マックイーンが持っているのがコルトガバメント。
マックグローが持っているのがコルトポケット。
マックイーンを執拗に狙う殺し屋役の
アル・レッティエリが手にするのがコルトパイソン６インチタイプ。
そして、ポンプアクションのショットガン。
この映画のヒットを受けて、早速モデルガンメーカーが
ポンプアクションのショットガンを発売。
ゆりとけい、当時はガンマニアでしたから即購入しました。
マックイーンが映画で使ったタイプとは
異なるデザインの製品でしたが、ポンプアクションの作動が
心地いいのなんの。
勿論、コルトガバメント、コルトパイソンも買いました。
今でも大事に持っています。
（注：いずれの商品の所持も、銃刀法に
違反していませんので念の為）
尚、「ゲッタウェイ」で使われた銃器に関して
詳しくレポートしているサイトを見つけましたので、
興味のある方は
コチラをどーぞ⇒http://www.pekosgunbox.net/Movie/TheGetaway.html
余談ですが、共演のマックグローは「ある愛の詩」で
一躍スターダムに上った女優さん。
その頃は、それ程でもなかったのですが、
この「ゲッタウェイ」で大ファンの一人になりました。
で、マックイーンも大ファンになったのか、
この作品が縁となり、その後マックグローと再婚。
なんですとーー！！？？
今迄愛妻家だと思っていただけに、ビックリでした。
とまあ、そんな感じの作品なのですが、
今回はガンマニア視点の記事になった感じで
済みませんでした。
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※関連記事
先に紹介した「ブリット」でも、
当然ながらガンアクションシーンがある訳ですが、
「ゲッタウェイ」のような派手さはありません。
途中、一度だけ銃を抜くシーンがあるのですが、
引き金を引くのはラストシーンのみです。
カーチェイス同様、これもイェーツ監督の
ジラシにジラした演出でしょうね。イケズなお方ｗｗｗ
で、今回の記事を書くにあたり色々と動画を検索していたら、
そのラストシーンが見付かったので併せて御紹介したいと思います。
どーぞ。
因みに、この映画でマックイーンが手にする銃は、
コルトダイアモンドバック２，５インチタイプ。
当時、モデルガンメーカーが同じデザインの
３５７マグナムコルトパイソンを
恰も「ブリット」で使われた銃として販売。
思わず買ってしまったのですが、
よくよく調べたら違っていた事が判明。
騙された～～～！！
その後、別メーカーからダイヤモンドバックが
発売されたのですが買いそびれてしまいました。
今思うと残念です。
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尚、「ゲッタウェイ」は後年、アレックス・ボールドウィンと
キム・ベジンガーの共演でリメイクされています。
観ていません、ごめん
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と、いうことで、
今回は映画レビューなのかガンマニア記事なのか
曖昧になってしまいましたが、最後までお付き合いいただき
有難うございました。
とにかく、マックイーンの映画には車と銃が外せないと言う事でしょうか。
マックイーンよ永遠なれ。
それではまた。
（猫記事はどーしたｗｗｗ）
