SAKURA(6)
→第一話
→前回のお話
九条くんが扉の向こうを向き耳を塞いだのを確認すると、
便座を除菌シートで拭きとり
パンツスーツ
イタリア製【Sanpellegrino】ヒップアップ・ガードルつきストッキング
の順にずらしていく。
に腰を下ろそうとしたときによろめき、九条くんのパーカーの裾を掴んでしまった。ビクンとした彼の姿がかわいく思える
九条くんも怖いとか?
それでも振り向かない彼になぜかキュンとくる。
「大丈夫ですか?」と聞いてきたので「大丈夫。ありがと」と応えた。
耳を塞いでるのをいいことに、
「九条くん好きだよ
」と小さい声で付け加えておいた。━━━━━とてもドキドキした。。
消音器のボタンを押しそのまま貯まっているものを出した。
し終わるとペーパーで拭き水に流し、
から腰を上げさっきとは逆の順でパンツスーツを履いた。
少しだけ目線より高い肩
サラッとした艶やかな髪。男の子にしてはとても綺麗に思う。
あたしは、この背中がとても好き。
たまに突っ走って駆け出す背中にヒヤヒヤもするけど、
今日おぶられた時とてもあたたかく感じた。
なおさら好きになった。
トントン♪と肩を叩いた。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
「うぉ!」
考え事をしていて思わず悲鳴を上げてしまった。課長か・・
俺はバツが悪そうに振り向いた。
あとから考えると耳を塞いだまま振り返ったので
聞きザル状態だったはずだ。
「ごめん。びっくりさせちゃった?」
「あ・・少し?終わったんですか?」
ほんとはかなりびっくりした。

「うん。ありがとね。出よっか?」
「はい」
個室をあとにし、入った時と同じように支えながら出口に向かう。
課長は今、手を洗っている。鏡に映る課長・・
少し屈んだので開き気味の白いシャツの隙間からデコルテが覗きドキッとした。
慌てて目を逸らす。ガン見したいのをグッと抑える(読者さまはそのままどうぞ)
とても色香を感じる。普段とは違う環境にいるせいもあり、俺が課長を見る目が
変化したせいでもある。
手を拭き終えた課長が俺の目を覗きこんだ。
俺は・・そのまま見つめてしまった
酒のせいかどうか分からないが潤んだ瞳、
視線を一瞬落とすと少ししっとりした唇。。
普段と全然違う仕草に言葉・・
そのどれもが俺を虜にし、今すぐにも抱きしめたくなる
確認したくなる
そして・・俺は・・
→SAKURA(7)
※次回いよいよなのか!?
絵文字を使ってますが退避では文字にしてます(笑)
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