SAKURA(3)
→第一話
→前回のお話
園内はこんなに広かったか?と思うくらい遠く感じた
おそらく背中に課長をおぶってるからだろぅ
すると右手にポツンと明かりが見えた。公衆便所だ。
夜のトイレってどうしてあんなに怖いものかと今でも思う
そういや花子さんとかあったっけ
その前で名前を呼ぶと・・
やべ。。ちょっと怖くなってきたな
一瞬寒気がして身震いしそうになった
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
酔った勢いでこのまま告白・・
それもいいなと頭をよぎる
もし、断られても酔った戯言とか
酔った勢いでとか
それで済ませられるはずだから。
そう考えると体の気持ち悪さとは裏腹に、心はなんだかスッキリしてきた。
すると右手にトイレが見えた
その前にちょっと。。
さっきから飲んだ分が貯まってきていた
家まで持ちそうにない
あまり公衆トイレは好きじゃないけど、このまま我慢できそうにもなかった。
「九条・・くん?」
俺はビクっと肩を震わせた。
さっきまで花子さんの事を考えていたからだ
「はぃ?なんでしょう?」
課長か。。あぁまぢビビッた
心臓に悪い
「その私。。その・・」
俺は歩を止め課長のほうに耳を傾けた
「えっと。。」
なんだか普段の課長と違う言い方で妙にかわいく思う
何かいいづらいことか?
トイレとか?
「もしかしてトイレですか?」
「うん。。そうなの・・」
「すぐそこですから、そのまま。歩けますか?」
「大丈夫・・と思う。」
俺はその言葉を聞くと課長を下ろした。
目が合った課長は頬を赤く染め俯くと ありがとぅと呟く
ちょうど外灯の下で顔がはっきりと分かった。
「ととと・・」
一歩踏み出すが足元が定まらないようだ。
そりゃあれほど飲めばそうだろう
「入り口まででいいですよね?」
俺は課長の肩を抱くとそのまま入り口へと案内した
やはり少し怖いな・・
「じゃ。ここで待ってますから。」
「ありがと」
あたしは、そのまま壁伝いに入っていくがまだふらつく
しかも夜のトイレは怖い。。
幸い中には誰もいないようだった。
「ごめん・・九条くん。。一緒に・・付いてきて・・」
「え?」
俺はその言葉を疑った。
→SAKURA(4)
※夜のトイレは怖いぃ~>w<←
読みきり一覧→こちら
全話登場人物一覧→ こちら
お帰りの際にぽちっとお願いします
携帯の方は→こちらへ
にほんブログ村