ラミジェーテ【ramillete】(夢の欠片)(17)

ラミジェーテ【ramillete】~Miki~
第一話
前回のお話

「回避!ライル!!!」

「みんな!何かに掴まって!!」

あたしはその声で、すぐさま手摺りにつかまった。
閃光を放ったような眩い光が船を覆う

体が引き裂かれるような激痛と共にあたしは意識を失った

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

ぉ・・
━━━━━ぃ
・・・キャ・・ト

「おい!
キャロット!しっかりしろ!」

ん━━━━━

「つっ!」

恭に起こされたあたしは痛みに堪えながら体を起こした
そして辺りを見回す

・・・が、何やら様子がおかしい。。違和感を感じる

「どうなった・・の?恭」

「俺にもさっぱり分からねぇ・・それに。。」

「それに?」

「つかさがいねぇ・・」恭は言い終わると唇を噛み締めた

「え?
ウソよ。。冗談でしょ?」ヨロヨロと立ち上がるキャロット

「つかさ!つかさ!
またいつもの冗談よね?もういいから
ねぇ!
出てきてよ!」

するとポンと肩を叩かれた。ライルだ

「わしらも、海底はもちろん。。
辺りをくまなく探したんだが・・」手を離すと俯き、かぶりを振る

あたしは万が一のためにインプラントした固体識別信号を思いだす

「そうだ!
識別信号は?ねぇ!出てるんでしょ?」

「だめっす姐さん。。所長のだけ。。ロストっす
それに・・どうもおかしいんす
パリミアがないんっす・・」

「ない?どういうこと?」怪訝な表情でキャロットはエイジを見やる

「本来なら現在地もすぐ分かるんすけど
その受信がされないんっすよ」

「そうなんだキャロット。
衛星が消えたとかそういうレベルじゃないらしい」

「操作不能にしろ、爆破されたにしろ
何かしらログが残るようにはしてるんすよ・・
最後はクリモア値の異常値だけが記録されてて・・
なんとかブリスメテスは機能できるようにはしたんっすけど。。」

「じゃ・・つかさは?・・探しようがない?ってこと?」

「・・そう。。なるな・・
何がなんだか・・さっぱり分からねぇ。。
どうなってんのか・・」

「うそよ・・うそよ!」

キャロットはその場に座りこみ
込み上げる感情そのままに・・悲しみのままに。。

声をあげ涙した
恭・エイジ・ライルもキャロットの悲痛な叫びを胸に抱きながら涙した

→ラミジェーテ【ramillete】(夢の欠片)(18)

※この物語は空想・妄想であり用語等 架空のものです。

→全話登場人物一覧 こちら

お帰りの際にぽちっとお願いします
携帯の方は→こちらへ

人気ブログランキングへ

にほんブログ村 小説ブログ 恋愛小説(愛欲)へ
にほんブログ村