今回3Dプリンタで作ったサスペンションシステムですが、よくある「ダブルウイッシュ ボーン」「ホーシング」「マルチリンク」とも違いますし、「ドディオンアクスル」とも少し異なります。が、あるドリフトマシンのサスを参考にしました。
事の発端はふと「リアの対地キャンバーをサスストロークやロールに寄らず一定にしたらどんな乗り味になるんだ?」と思い、ネットを検索してました。真っ先にドディオンアクスルが出てくるのですが、これだとラジドリだとロールしないと思い、ロールピボットをつけました。写真が残ってないのだけど、とりあえず走りました。ただラジコンのレイアウト上、モーターの前側ってスペースがないんですよね。そこにサスペンションのピボットを取り付けるのはかなり窮屈。またあーだこーだと妄想しながらネット徘徊してたら出会っちゃいました。
それは「Bao La Fantasy 2」ってシャーシです。みた瞬間欲しい!と、思ったのだけどとにかく見つからない、入手できない。(今でも欲しい。)
フロントもリアもかなり天才独創的な芸術品のようなシャーシです。
特にリアは私が欲しかった要件を満たすサスでした。早速真似してみようと思いましたが、アルミとカーボンを多用して、さらに専用のギアボックスで設計されたfantasy2に対して、私はYD-2かRDXをベースにしなければならないので、サスアームの形状は全く異なる形になりました。でも基本のキは参考にさせてもらった事、ここに記しておきます。
そこからは寝ても覚めてもYD/RDXのシャーシとギアボックス、そして190mm程度のトレッドになんとか収まるように設計と試作を繰り返しました。軽く10回以上は作り直しました…サーキットに行くたびに、前回のパーツは一つ残らず、新規設計になってました笑
今年買ったBambo LabのP2Sも大活躍。失敗知らずで安定して出力してくれます。
肝心の走りは、当初はかなりクセがあったもののレバー比の見直しや、セッティング理論が少し見えてきたので、「非常に気持ちよく旋回できる」足回りになりました。リア横置き反トルクのデメリット的な動きがなくなりました。それでて、縦加速は失っていないので、アベレージスピードが高くなりました。ロールステアがいい仕事してくれてます。
走りやセッティングについて書き始めたらキリがないのでこれくらいにしておきます。
あと、こんな複雑で見た目が安っぽいものは売れる気がしないので、今のところ販売の予定はありません。やっぱアルミの切削エッジのアームがカッコいいってオチで!

