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何気ないことから始まってるものでも今では慣習になるものもあるんですよね。

つい先月に決まった全国高校野球甲子園ですけど・・・ほとんどの高校球児が

甲子園の土をもって帰ったんですよね。

これってすごきいいことが発端だとしってますか。

戦後まもなくの1949年(昭和24年)8月13日から20日の日程で行われた

甲子園大会、その準決勝(17日)の最終試合の出来事なんです。倉敷工高対小倉北高

6対6の同点で白熱した試合だったんです。夏の甲子園116イニングを独りで投げぬいて

きた小倉北高のエース福島投手だったが、9回の裏二塁打を打たれ降板を余儀なくされたんです。

試合は延長10回の末に7対6で倉敷工高が勝利したんです。

負けたことも当然だったのだろうが、それよりも最後の最後まで投げ切りたかった悔しさから

小倉北高・福島投手は試合終了とともにホームプレートに走り、そこの土をつかんでユニホームの

ポケットにしまい込んだ。別に特別な想いがあったわけではない自然の行動だったんです。

きっと無念の気持ちの表現でしょうね。数日後に福島投手のところに大会委員長から一通の手紙が

届いたんです。そこには「持ち帰った甲子園の土を大切な思い出にしてください」と書いてあったそうです。

福島投手の行動を見ていた大会委員長が、見ているものまで涙を誘う球児の行動に感動して手紙を送ったんです

ところが、とうの福島投手はすでにポケットに入れた土のことなど忘れていてあわててユニホームを取り出して

ポケットからこぼれ出そうな土を植木鉢に移して大切に保管したそうです。これが甲子園の土の持ち帰り一号ですよ。

素敵な話ではないですか・・・それがいまでは慣習になり全国の球児たちが真似しだしたそうですよ。

今はそのために追加で土を入れることもあるようですすけどね。