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花を読むとは・・・・まず気になるものに「なぜ花をフラワーというのか?」

こんな疑問をこたえてくるのにまずは語源からだと思います。

花をフラワー、花屋をフローリストというのもその語源に花の女神”フローラ”が

あるからなんです。フローラとは頭に花の冠、手には豊饒の角(ヤギの角)をもち

望むがままに花を咲かせることができるといわれているとても美しい女神様です。

ギリシャ神話やローマ神話にもよく登場しますが纏わる説は二つあります。

一つはフローラは永遠の処女で結婚はしなかったが、あるとき子供を産ませる能力を持った

花に触ったために子宝を授かったというもので。それが軍神マルスで英語で火星の事を

マースというのもここから派生したとも言われてます。

もう一つはあるときフローラは西風ゼフィルスに誘拐されて強引に結婚させられたんです。それを

不憫に思ったギリシャの最高の権力の神々の王ゼウスは、フローラに花を支配する力をさずけたんです。

そのおかげで彼女は花を咲かせ、人間に美しい花の種と蜜を与えたそうです。

ここからも花を通じて世界に美を、安らぎを、愛まで送り続ける女神フローラが人々に愛されているんですよね。


あなたは”後の祭り”という意味のドイツのことわざを知ってます?

”食後の芥子は訳に建たない”というんですけど・・これに似たことわざに日本では「六月のアヤメ」と

「十日のキク」というのがあるんです。

「六月のアヤメ」は「平家物語」に出てきます。

「四国を九朗判官攻め落とされぬ。今は何の用にか逢ふべき、六日のアヤメとぞ笑はれける」

梶原景時が率いる軍が、屋島に着いたときは時遅し・・・・・。すっかり後の祭りだったという内容です。

六日とは五月六日のことで前日の5月5日は端午の節句につかうべきアヤメが六日にあっても役には立たない。

これと同様な”十日のキク”は九月十日の事で中国では重陽と言われる縁起のいい日でこの日に長寿を祈念して

キクの花びらを酒に浮かべて飲む「菊酒」の宴が天武天皇の時代からあったんです。それを十日では意味がなく

役にたたないということです。今では知っている人もいないんでしょうね。

実は私も知らない慣習でした。花を読むとは難しいものですね。