死を見つめることで、人生の密度は劇的に変わる
「メメント・モリ(死を忘れるな、死を想え)」
この言葉を聞くと、少し怖いイメージを持つ人もいるかもしれません。
でも、本当の意味は「死を恐れなさい」ではなく、
「限りある命だからこそ、今日を大切に生きよう」
という、生き方へのメッセージなのだと思います。
人生には3つの変えられない真実がある
田坂さんは、死生観を定めるために、誰も否定できない3つの真実を挙げています。
* 人は必ず死ぬ
* 人生は一回しかない
* 人はいつ死ぬか分からない
どれも当たり前のことです。
でも、私たちは普段、そのことをほとんど意識せずに生活しています。
だからこそ、昔から「メメント・モリ」という言葉が語り継がれてきたのでしょう。
「いつ死ぬか分からない」が人生を変える
私が特に心に響いたのは、
「人はいつ死ぬか分からない」
という言葉でした。
もし本気で、
「今日が人生最後の日かもしれない」
と思えたなら、
家族への「ありがとう」。
仕事への向き合い方。
目の前の人への接し方。
すべてが変わる気がします。
時間を無駄にしたくない。
後悔を残したくない。
そんな気持ちが自然と湧いてきます。
今日という一日の密度が変わる
死を意識することで、
一日一日がとても濃くなります。
「また明日でいいや。」
ではなく、
「今日できることは今日やろう。」
という生き方になります。
すると、不思議なくらい集中力や行動力が高まり、
人生の密度が一気に上がっていくのでしょう。
眠っている力も目覚める
人間には、まだ使われていない能力がたくさん眠っていると言われます。
死を意識し、
限られた時間を本気で生きようと決めた瞬間、
今まで眠っていた力や勇気、創造力が引き出されるのかもしれません。
「いつかやろう。」
ではなく、
「今やろう。」
その積み重ねが、人生を大きく変えていくのだと思います。
私が感じたこと
私は高次脳機能障害になり、長い間、不安や恐れの中で生きてきました。
だからこそ今、心が穏やかになり、
「今日という一日を丁寧に生きたい」
という気持ちが以前よりずっと強くなっています。
家族との時間。
仕事。
ブログを書く時間。
弟のために料理を作る時間。
どれも当たり前ではなく、とても尊い時間です。
死を意識することは、生きることを諦めることではありません。
限りある命だからこそ、今を愛し、今を感謝し、今を精一杯生きること。
それこそが、人生をもっとも豊かにする生き方なのではないでしょうか。
今日という一日は、二度と戻ってきません。
だから私は、今日も目の前の人を大切にし、感謝しながら、一日を丁寧に生きていきたいと思います。

