人生とは、心を磨く旅なのかもしれない


先日、心の学びを続けている友人から、とても心に残るメッセージをいただきました。


私の最近の変化や、講演会に継続して参加していることについて、


「それも大きな変化ですね。」


と言ってくださったのです。


私はその言葉を読んで、「本当にそうだな」と感じました。


以前の私は、自分を変えよう、もっと頑張ろう、もっと成果を出そうと必死でした。


でも今は少し違います。


無理に変わろうとするのではなく、目の前のことを一つひとつ丁寧に行い、自分らしく生きることを大切にしています。


そんな変化を見てくれていたことが、とても嬉しく感じました。


その方は、さらにこんな言葉も送ってくださいました。


「人生とは心を磨く旅。」


そして、


「苦労しながら気づいて、手放していくことで心は磨かれていきますね。」


という言葉が続きました。


私はこの言葉に深く共感しました。


振り返ると、私も高次脳機能障害になってから四十年以上、本当にたくさんの苦労を経験してきました。


思うようにできない自分を責めたこともありました。


周りから誤解されたこともありました。


将来への不安や恐れでいっぱいだった時期もありました。


でも、その苦しみの中で少しずつ気づきが生まれました。


「人と比べなくていい。」


「ありのままの自分でいい。」


「完璧でなくても価値がある。」


そう思えるようになった時、長年抱えていた重たい荷物を少しずつ手放せるようになりました。


最近では、毎日がとても穏やかです。


目の前の人を大切にすること。


家族を大切にすること。


仕事を丁寧に行うこと。


そんな当たり前の日常が、とても幸せに感じられます。


苦労は決して楽しいものではありません。


できれば経験したくないと思うこともあります。


それでも、その経験があったからこそ、人の痛みが分かるようになり、人に優しくなれた部分もあるのではないかと思います。


人生は、何かを手に入れる旅というより、


心を磨いて、本来の自分へ戻っていく旅。


そんな気がしています。


そして今は、「もっと頑張らなければ」ではなく、


今日という一日を丁寧に生きる。


その積み重ねこそが、人生を豊かにしてくれるのだと感じています。


苦労の先には、必ず気づきがあります。


そして、その気づきは、きっと人生を優しく照らしてくれる光になるのではないでしょうか。