感謝が溢れてきた日常
最近、自分の中で、とても大きな変化が起きています。
高次脳機能障害になってから41年間、
僕の脳はずっと「警戒モード」だったんだと思います。
忘れてしまうかもしれない。
失敗するかもしれない。
迷惑をかけるかもしれない。
そんな不安や恐れが、
無意識に24時間ずっと流れていた。
だから朝起きた瞬間から、
もう脳が緊張していたんですよね。
でも最近、
その「警戒モード」が、
ふっと解除された感覚があるんです。
すると、不思議なことが起きました。
感謝が、自然に溢れてくるんです。
今日は娘を高校まで送っていきます。
文化祭の準備があるそうで、
途中でコンビニに寄ってお昼を買いたいと言っていました。
そんな何気ない朝。
でも車を運転しながら、
ふと思ったんです。
「娘がいてくれてよかったなぁ…」
って。
昔も頭では「大切」だと分かっていました。
でも今は、
“存在そのもの”が愛おしい感覚なんです。
一緒にコンビニへ行けること。
普通に会話できること。
朝、「行ってきます」と娘が言ってくれること。
そんな当たり前の日常が、
ものすごく尊いものに感じる。
ここ1〜2週間くらいで、
急激に感覚が変わりました。
たぶん僕の脳は、
ずっと「生き延びること」にエネルギーを使っていたんでしょうね。
だから、
“感じる余裕”がなかった。
でも警戒モードが解除されて、
心にスペースができた。
すると今度は、
「足りないもの」ではなく、
「今あるもの」が見えるようになってきた。
これは脳科学的に見ると、
恐怖や不安を司る脳の過活動が落ち着き、
安心・共感・愛情を感じる回路が働き始めた状態なのかもしれません。
スピリチュアル的に見ると、
ずっと戦闘状態だった魂が、
ようやく安心して、
“本来の自分”に戻り始めた感じにも思えます。
そして今、強く思うんです。
幸せって、
特別な成功じゃない。
「普通の日常を愛おしいと思える心」
そのこと自体が、
本当の幸せなのかもしれません。
