悩まなくなったら、人間関係が変わった日


気づけば、前より悩まなくなっていた。

昔は、頭の中で何度も同じことを考えて、答えの出ない問いを握りしめていた。あの人はどう思っているのだろう。これで良かったのだろうか。もっとちゃんとしなければいけないのではないか。そんな思考が、心の中を忙しく走り回っていた。


でも最近、ふっと力が抜けた。

「まあ、いいか」

「なんとかなるか」

そんな言葉が自然に出てくるようになった。


すると不思議なことに、人間関係が変わってきた。


こちらが身構えないと、相手も身構えない。

こちらが穏やかだと、相手も穏やかになる。

こちらが安心していると、世界まで優しく見えてくる。


人との接し方も変わった。

以前は、ちゃんとしよう、嫌われないようにしよう、誤解されないようにしようと、どこか力んでいた。

でも今は、自然体でいられる。

うまく話そうとしなくてもいい。完璧でなくてもいい。そこにいるだけでいい。


そんな感覚が少しずつ育ってきた。


ふと、同じ障害を持つソウルメイトの友達のことを思い出した。

あの人は今、どうしているのだろう。

僕と同じように、心の景色が変わってきているだろうか。

苦しみのステージを越えて、やわらかな世界にたどり着いているだろうか。


人生には、目には見えない成長の階段があるのかもしれない。

できることが増えることだけが成長ではなく、悩みが減ることも成長。

力を抜けるようになることも成長。

安心して今日を生きられることも、立派な進化なのだと思う。


だから、メールしてみようと思う。

元気?最近どうしてる?って。

昔のように重たい言葉じゃなく、軽やかに。

風を送るみたいに、やさしく。


今の僕の中には、穏やかな世界がある。

焦らなくても大丈夫。

戦わなくても大丈夫。

比べなくても大丈夫。


安心波動。

ゆる〜くいける。

ゆる〜く生きる波動。


肩の力を抜いて、深呼吸して、今日を歩く。

地に足がついたまま、空も見上げながら。