「あの頃は、辛かったんじゃない。輝いていた時間だった」


最近観た

愛唄 約束のナクヒト。


限られた時間の中で、

それでも一生懸命に生きる若者たちの姿。


苦しさもある。

不安もある。

でもその中で、確かに“生きている”輝きがある。


その姿が、

あの頃の自分と、静かに重なった。



あの頃の自分に、今ならこう言ってあげたい。


素敵な時間だったね。

人生が、ちゃんと輝いていたよ。

いい時間だったよ。



当時は、きっと「精一杯」だった。

余裕なんてなくて、ただ毎日を乗り越えることに必死だった。


でも、今振り返ると分かる。


あれは、


夢中で生きていた時間だった。



脳がうまく処理できなくて、

世界が速く流れていくような感覚の中で、


それでも一つひとつを受け止めて、

自分のペースを守りながら、

必死に、でも丁寧に生きていた。


その姿は、映画の中の登場人物たちと同じように、

どこか不器用で、でもまっすぐで、

とても美しかった。



「辛かった」


そう言うこともできる。


でも、言い換えてみる。


「良い時間だった」



その瞬間、

記憶の色が変わる。


苦しさの中にあったはずの時間が、

やわらかく、あたたかいものに変わっていく。



あの頃の自分は、ちゃんと知っていたんだと思う。


JST――

“今、この瞬間を生きること”。


未来を考える余裕もなく、

過去にとらわれることもなく、


ただ「今」に集中していた。


それはまさに、

映画の中で描かれていた“生き様”そのもの。



悩んだし、絶望も知った。

失敗もたくさんした。


でもその中で感じていたのは、


自由だったという感覚。

そして、素敵な記憶。



だから、今こう言い直す。


あの頃の自分へ。


辛かったんじゃないよ。

いい時間だったよ。

夢中で生きて、ちゃんと輝いていたよ。



映画を観ながら、

そんなふうに自分の過去を見つめ直せたこと。


それ自体が、また一つの“いい時間”だった。



🌱そっと問いかけてみる


あの映画の中で、あなたが一番心を動かされたシーンはどこでしたか?

それは、あなたのどんな過去と重なっていますか?



きっと気づくはずです。


どんな時間も、

ちゃんと輝いていたということに。