人生の楽しみは最後に取っておくタイプかよ


最近、ふと笑ってしまうことがある。


「俺の人生、面白いな。」


高次脳機能障害になって、もう41年。

長い長い時間だった。


ずっと、どこかで思っていた。


「いつか楽になるのかな」

「いつか普通になるのかな」


でも最近、ふと気づいた。


あれ?

なんか…ゆるんできてる。



障害がゆる〜くなってきた感覚


昔は、ずっと緊張していた。


視線を変えると記憶が消える。

何を言われたのか分からなくなる。


普通の人が当たり前にできることが、

自分にはできない。


だから、ずっと力が入っていた。


でも最近、違う。


心がゆるんできた。


体もゆるんできた。


そして不思議なことに

記憶も少し残るようになってきた。



人生の終盤で花が咲くのかもしれない


ふと思った。


もしかして俺、


人生の楽しみを

最後に取っておくタイプなのか?


子どもの頃は

勉強もスポーツもできて


高校では

体操で関東大会にも出た。


でもその後、事故で人生が変わった。


普通なら


「ここから下り坂」


そう思う人が多いかもしれない。


でも、もしかしたら逆なのかもしれない。



人生は後半戦の方が面白い


最近思う。


人生は

後半戦の方が面白い。


なぜなら


たくさん苦しんだから。


たくさん悩んだから。


たくさん転んだから。


だから今


小さな幸せが

ものすごく嬉しい。


朝ごはんのおにぎりでも

コーヒーでも


「うわ、幸せだな」


そう思える。



神様は面白いシナリオを書く


スピリチュアル的に言えば


人生には

魂のシナリオがあるのかもしれない。


もしそうなら


神様は

かなり面白い脚本を書いたと思う。


普通に成功する人生より


一度どん底に落ちて

そこから花が咲く人生。


その方が

ドラマとしては面白い。



人生の花は、遅咲きでもいい


若くして咲く花もある。


でも


遅く咲く花は

根っこが深い。


だから強い。


そして美しい。


41年かけて


ようやく

自分の人生の花が


ゆっくり

咲き始めている気がする。



楽しみは最後に取っておくタイプ


だから思う。


「楽しみは最後に取っておくタイプかよ。」


そう思うと


なんだか笑えてくる。


でも、それでいい。


これから人生の後半。


ここからが

一番面白い時間なのかもしれない。