第8話|もし今日、何もできなかったとしても

―― それでも、価値は減らなかったという確認

今日は、
「何もできなかったな」
そう感じる一日でした。

Netflixをなんとなくつけて、
ドラマを見て、
気づいたら何時間も経っている。

本当は、
「何か有意義なことをしたい」
そんな気持ちはあったのに。

「ああ、今日も一日終わっちゃったな」

そんな後悔が、
あとから、じわっとやってきます。


何もできなかった日の、心の正体

そんな日に、
心の中で一番強く出てくる感情。

それは、
虚しさでした。

疲れているわけでもなく、
眠いわけでもなく、

ただ、
「自分で選んでいなかった時間」
が過ぎてしまった感覚。

もし、
何もできなかった今日に
点数をつけるとしたら――
30点。

そう思っていました。


それでも、今日も続いていたもの

でも、
今日できなかったことより、
今日も続いていたことは、何だろう。

そう考えると、
一つだけ、確かなことがあります。

生きている。
人生が、ちゃんと続いている。

それだけで、
本当は、十分すごいことなのかもしれません。


今日の自分に、そっとかけたい言葉

もし今日の自分に、
そっと一言だけ声をかけるなら。

「今日は、本当によく頑張ったよ。
仕事、お疲れ様。」

そう言いたい。

何もしないで寝る。
ご飯を食べて、
少し本を読んで、
家の中で静かに過ごす。

大きなことはしていないけれど、
リラックスして、のんびり過ごせた。

眠ることは、脳にとっても大事。
そういう一日は、
本当は「最高の日」なのかもしれない。


虚しさと、休息は違う

ただ一つ、
自分の中で区別したいことがあります。

YouTubeやNetflixを
なんとなく流し続けて、
気づいたら何時間も経っていた時間。

それは、
「自分で選択していなかった時間」。

中毒のように、
流されてしまった感覚。

だから、
虚しさが残る。

でも――

自分で選んで、何もしない。
自分で選んで、休む。
自分で選んで、忙しくしない。

それは、
まったく違う。

それは、
素晴らしい選択です。


何もしなかった日に、100点をつける

何もしないこと。
休むこと。
のんびりすること。

それを、
「ダメな一日」にしなくていい。

むしろ、
自分で選んだ休みには、
100点満点をあげたい。

今日、
何もできなかったとしても。

それでも、
あなたの価値は、
一ミリも減っていない。

生きているだけで、
今日も、
100点満点。

このシリーズの最後に、
それを、
もう一度、静かに確認しておきたかった。

ここまで読んでくれて、
本当にありがとうございました。