🌞 **脳と心が再生した家——

高断熱高気密住宅と、僕の人生が変わった物語**
僕の仕事は、
家の性能をランキングしたり、数値化すること。
その結果をもとに、お客さんが補助金をもらえるようにサポートする仕事です。

当時はちょうど、ドイツの新しい性能基準「ベルス」が始まった頃。
数字ばかりの世界で働いていた僕にとって、
「家=数値」でした。

ところが、そんな日常が静かに変わり始めたのは——
新しく来た部長が、毎日のように語ってきた

「高断熱・高気密の家はすごいんだよ」

という熱風のような言葉からでした。

最初は正直、
「業務増えるなぁ…めんどくさいな…」
そんな気持ちだった。

でも、部長は毎日資料をくれ、雑誌を持ってきて、講演会を手伝わせてくれて、
まるで宇宙が僕を「ある方向」へ連れていこうとしているかのようだった。


🚢 880万円の黒船・パパマルハウスの衝撃

ある日ふと足が向いた——
新潟のパパマルハウス。

880万円。
しかも断熱性能が高く、
エアコン1台で全館空調。

展示場に立った瞬間、僕は思った。

「黒船が来た…!」衝撃🫨の価格

そして心の中のもう一人の僕が語りかけてきた。

「これ、2件建てて1件貸したら…
ほとんど返済なしで家が建つんじゃない?」

そういう“現実的な可能性”と同時に、
もっと深いところでは、

あ、これが未来の家なんだ。

そんな宇宙からのメッセージのような感覚があった。

🌿 健康になる家、という言葉が魂に響いた

部長からの資料の山。
建築雑誌。
講演家たちの言葉。

気づけば僕は、毎日のように
断熱・気密・換気・結露・熱損失…
そんなことばかり考えていた。

その中で、魂にカチッと刺さった言葉がある。

“高断熱・高気密住宅に住むと健康寿命が4年伸びる”

4年。
人生の後半の4年が、元気で働ける。
これは僕の心を大きく揺さぶった。

脳のお医者さんたちが、
「高断熱住宅のほうが健康に良い」と言って家を建てる。
洗面所の温度を2℃上げるだけで介護年齢が4年上がる。
ヒートショックのリスクが激減する。

数字の向こうに
人の健康、命、人生
があることに気づいた。

そしてそれは、
高次脳機能障害で苦労していた僕自身にとって
“切実な希望”でもあった。


❄ 茨城と栃木の死亡率がワーストだった理由

冬の死亡率ワースト1位:栃木
ワースト2位:茨城

その数字を見た時、僕は驚いた。

なぜなら、
魅力度ランキングの最下位とほぼ一致していたからだ。

「家の寒さは、県の魅力さえ奪うのか…」
そんな衝撃を覚えた。


🔥 “本物の家”に泊まった夜、僕は悟った

日本トップレベルの低燃費住宅。
北欧と肩を並べる性能。

そこで一晩泊まった時、僕は体で理解した。

空気が静か。
温度が優しい。
寒くない、ただ気持ちいい。

「ああ……これ、人が本来住むべき場所だ」

地元にも、断熱を極めた工務店があり、
その家にも泊まった——
結果は同じだった。

“快適”というより、
“身体が安心している”感覚。

脳の緊張がゆっくりほぐれ、
心が静かに整い始めるあの感覚。


🏡 そして僕は家を建てた

気づけば僕は、
断熱の雑誌を毎月2〜3万円分買い、
申請に来る工務店に配り、
専門書を何十冊も読み、
YouTubeで専門家の動画を見まくり…

「暖かい家は健康にいいですよ」
と伝えているうちに、

「…だったら自分が建てればいいじゃん」

と自然に心が動いていった。

そして、決意した。

僕は家を建てる。
高断熱高気密の家を。
魂と脳が再生する家を。












✏️ 設計の哲学——美しく、機能的で、脳に優しい家

僕はデザインのセンスがないので、
女性建築士さんにプランをお願いした。

でも、自分の中には
“ゆずれない哲学”があった。

✅外観は長方形(熱損失を最小化)

出っ張り・引っ込みをなくすことで
断熱ラインをシンプルにして性能を最大化。

✅窓は南に集中

冬は太陽を最大限取り込み
夏は軒を伸ばし、日射をカット。

これがパッシブ設計。

 関東は湿度が高いので

窓に頼らず、機械で換気。
(これは高気密と相性抜群)

 1階は“賃貸”

建築費の6割を賃貸に投入し、
「これ賃貸でいいの?」と驚かれるレベルに仕上げた。

 2階の自宅は“空”

廊下はゼロ。
リビング+階段で35畳。
南面には普通の家の2倍の窓。

 調整池が広がる絶景

何もない外の景色が広がり、
家にいるのに外にいるような感覚。

 黄金比の外観

図らずも平面も立面も規則正しく、
外観の比率が“黄金比”になり、
ギリシャ神殿のような美しさに仕上がった。


🌡 **魔法瓶のような家】

真冬でも暖かい。
晴れの日は室温30℃近くまで上がる。
夜に下がっても18℃前後。

寒暖差が少なく、
体が驚くほど楽。

これは単なる快適ではなく、
**脳にとっての“最高の環境”**だった。


🧠 そして起きた奇跡——脳機能の回復

住んで5年。

僕は気づいた。

記憶力が戻っている。
仕事ができるようになっている。
脳の回転が上がっている。
5年前の3〜4倍の仕事をしてる。

これは医者でも薬でもなく、
家が僕を治してくれた感覚。

高断熱・高気密住宅は、
ただの家ではない。

脳と心を再生する“環境医療”だった。


✨ **これは家づくりの物語であり、

僕の再生の物語です。**