🌀魂の修行②:ゆっくり進むことを許す修行


〜焦りと不安を超えて、“魂かのペース”で生きる〜



🔥【常にあった焦りと不安】


僕の中には、いつも“焦り”があった。

高次脳機能障害になってから、人より仕事が遅くなった。

記憶も飛ぶ。言葉もすぐに出ない。

「だから早く会社に行って仕事をしよう」

「もっと頑張らなきゃ、取り残されてしまう」


そんな焦りが、朝から晩まで心を駆り立てていた。

「僕は人よりできない。だから人の何倍も努力しなきゃ」

──その思いが、不安と一体になってずっと心の奥にあった。



🐢【ゆっくりでも、確実に進んでいた】


ある時、ふと立ち止まって気づいたことがある。

「あれ? 自分なりにちゃんと進んできてるんじゃないか?」


ふり返ってみると、時間はかかったかもしれないけど、

着実にできることは増えていたし、少しずつ成長していた。



💡【「遅さ」は気づきの入り口だった】


僕は「平行処理」が苦手だ。

いくつもの作業を同時にやると、頭が混乱してミスが増える。

でも──その代わりに気づいた。


ひとつひとつを丁寧にやると、成果が上がる。

しかもミスが減る。


スピードでは負けるかもしれないけど、

“丁寧さ”という武器が、僕には備わっていた。


この「遅さ」は、実は神さまからのギフトだったのかもしれない。



🌿【心と体のリズムを聴く生き方】


無理して突っ走ると、心も体もボロボロになる。

だけど、体や脳のリズムに合わせて生活すると、

不思議と“ゆとり”が生まれる。


とはいえ、僕の悪いクセで、ついつい頑張りすぎてしまう。

限界マックスになるまで、止まれない。

でも、最近はその“限界サイン”に気づけるようになってきた。



✨【魂の視点で見ると──】


魂の進化は、スピードじゃない。

「どれだけ早く進んだか」ではなく、

**「どれだけ深く学んだか」**が大切なんだ。


僕の人生は、まさにそれ。

ゆっくりかもしれないけど、確実に、深く、魂を磨いている。

この修行が、僕の魂の成長を優しく支えてくれているんだ。



📝【今日のまとめ】

焦りと不安は、できないことから来る「比較」の苦しみだった

ゆっくりでも、確実に成長している

遅さは、丁寧さと深さというギフトをくれる

心と体のリズムに合わせると、優しさと余裕が生まれる

魂の修行に“他人との比較”はいらない。あるのは「自分との対話」



あなたの「ゆっくり」も、立派な奇跡。

今日も自分をほめてあげよう。