📕 新刊タイトル


『ピンチの時は感謝と叫ぶ 〜アップアップでも、心は温かく〜』



【プロローグ】

ピンチの時は…感謝と叫ぶ。

法律改正で、仕事の量は1.5倍。
しかも急かされ、期限は守らないといけない。
上司もお客様も焦っている。
土曜日だって出勤して、無理して前倒しでやってきた。

だけど、もう限界。
キャパオーバーぎみで、正直アップアップ。
頭はもうろうとしてるし、力も抜けてる。
それでも、なぜか不思議と――仕事は進んでいく。

コツは、**“省エネ的なやり方”**だった。
頭をなるべく使わず、余計な動きをせず、
大事なことだけを見極めて淡々とこなす。

そんな中、僕は「ピンチの時はチャーンス」と叫び続けてきた。

でもある日、奥さんに言われた。

「一番支えているのは私だからね。」

僕はハッとした。
奥さんの怒りの奥にある、“悲しみ”に。

それは、**「当たり前に思われることの寂しさ」**だった。

僕は気づいた。
本当に大切な人への「感謝」を忘れていたのかもしれないと。

そして、言霊が変わった。

「ピンチの時は、感謝しています。」

この言葉が、心の中に静かに広がっていった。

不思議なことに、感謝したら…
身近な人から、思いがけない労りの言葉をもらった。

たった一言が、心に灯りをともす。

この本は――
そんな「ピンチの中にある、感謝の奇跡」を綴る本です。