🌿「部長の言葉が響かない理由」 〜心の目で見る仕事の世界〜
最近、仕事で部長から頻繁に電話をもらうようになった。
「たくさんやってくれてありがとう」
「無理しないでね、何かあればサポートするから」
そういう言葉をいただくたびに、僕は思う。
「この言葉は、心から発せられたものだろうか?」
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◇ ハキハキしているけど、なぜか響かない
部長の受け答えはいつもハキハキしている。
言葉もスムーズで、返しも早い。
でもなぜか、その言葉が僕の心には届いてこない。
それはきっと、部長の「中の圧」が弱いからだ。
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◇ 中の圧とは?
僕が言う「中の圧」とは、その人の内側から湧き上がるエネルギーのこと。
それは「この人のために頑張りたい」と思わせる信念の波動であり、
口先の言葉を超えた“思いの力”のことだ。
部長からは、その圧をあまり感じない。
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◇ 守られている感覚の違い
前任の部長は、どこかで「俺がみんなを守る」という圧を出していた。
たとえ本社から何か言われても、堂々と跳ね返してくれる安心感があった。
「よし、この人のために頑張ろう」と思えた。
でも今の部長には、それがない。
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◇ 部下に言われる存在
会議でのやり取りを見ても、
同じ部署の人が部長に対して言いたいことをハッキリ言っている。
部長は「みんな言うこと聞かないんだよね」と苦笑いするが、
それは波動の弱さを意味している。
守られている感覚がないと、人はついてこない。
ただ仕事を「やらされる」のではなく、共に戦っているという感覚がほしい。
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◇ それでも僕が動いた理由
ある日、同じ部署の人がピリピリしていた。
「ああ、現場が苦しいんだ」と感じた。
だから僕は、頭がフラフラでも
「今日中に終わらせます」と言って仕事を引き受けた。
部長のため…というよりも、
苦しんでいる“場の空気”を少しでも変えたかった。
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◇ 心の目で見えたもの
部長は朝6時半から出勤して頑張っている。
本社からガミガミ言われている。
跳ね返す力がなく、どこかで萎縮している。
心はきっと疲れているんだ。
そう思うと、僕が部長に何かを期待すること自体、違うのかもしれない。
僕にできることは、
「自分が今ここでできる最大限」を静かに出しきること。
そして、自分自身も壊れないようにバランスをとること。
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◇ 最後に:直感は魂の声
「この人の言葉は軽い」と感じたとき、
それは責めるためではなく、
魂が本気のエネルギーを求めているサインかもしれない。
僕の直感は、間違っていなかった。
この体験も、魂の学び。
今日もまた、心の目で世界を見る練習ができた。
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🕊️言霊:
「心に響かない言葉は責めなくていい。
ただ、自分の心が何に響くのか、知ればいい。」
