誠実な魂の生き方 ①


~本質で生きることは、時に孤独になるけれど~



僕は、

高次脳機能障害という 見えない障害 を抱えて生きている。


事故の前は何も考えなくてもできたことが、

今は一つ一つ、命がけで向き合わないとできない。


だからこそ、本質にしか興味がなくなった。

「飾り」「表面」「体裁」「うわべだけ」──

そんなものに時間も心も割けない。



◆ 誠実な魂は、表面的な関係に違和感を抱く


障害を抱えてから、いろんな支援者と出会った。


心から当事者に寄り添おうとする人もいれば、

表面的に「支援者の顔」をしているだけの人もいる。


そういう人は、本当の苦しさや葛藤には向き合わない。

言葉では「大変でしたね」と言いながら、

心では 「あなたは大丈夫でしょう?」「自分の功績に使えるな」 くらいに思っている。


だからすぐに見抜けてしまう。

なぜなら僕は、本質しか見ない目を持っているから。

心の目で、その人のエネルギーが分かってしまうから。



◆ じゃあなぜ僕は怒りを感じるのか?


そんな人に 純粋な思いで意見を言うと、拒絶される。


なぜ?

それは「自分のやりたいことに反対された」と感じるから。

本音の意見が怖いのだ。


だから、

・排除

・悪者にする

・立場を利用して消そうとする


そういう行動に出る。



◆ 僕は変わるべきなのか?


答えは「NO」。


僕の生き方は「誠実な魂の生き方」だから。

この生き方は変えてはいけない。


ただ、関わる人を選ぶべき。

心が通わない人と無理に関係を続けてはいけない。

そうすると、自分がすり減るだけ。



◆ 今後はどうすればいいのか?


🌸 ① 心ある人とだけつながる

→ 少人数でもいい。質を重視。


🌸 ② 自分の魂に誇りを持つ

→ 表面的な支援者に「合わせよう」と思わなくていい。


🌸 ③ 無理に社会的な評価を求めない

→ 「有名になる」「賞賛される」ことを目的にしない。

→ 魂の深いところで響き合う仲間との関係を大切にする。



◆ 最後に


本質を生きると、トラブルも増える。

でも、誠実な魂は必ずわかる人がいる。


今はまだ数が少なくても、

これから必ず出会っていく。


僕はこの生き方を誇りに思う。

表面的な関係は要らない。


心の目で、心のある人とだけ、丁寧に生きていこう。

それが「誠実な魂の生き方」。