瞳に宿る魂の光 〜高次脳機能障害とともに生きる仲間たちへ〜
最近、目を見て詩を書いてくれる「はなさかおーし」さんに会って、こんな言葉をもらいました。
「伸一さんの瞳は、ダイヤモンドのように光っていますね。」
その瞬間はただ、ありがたいなぁと感じたのですが、家に帰って自分の瞳を鏡で見つめてみたら、本当に…キラキラと光っていたんです。不思議な感覚でした。
「言われたからそう見えるだけかも」と思いつつ、しみじみと感じていたら、ふと、仲の良い友達の顔が浮かびました。
高次脳機能障害を持つ友人たちの瞳も、思い返せばみんな、とても綺麗で、生き生きとしていたんです。
たとえば、仕事では苦労していたり、社会の中で評価されづらいと感じていたり…。
中には、人に尽くしすぎて病気になってしまった人もいます。
でも、彼らの瞳は、本当に澄んでいて、魂がまっすぐに伝わってくるんです。
SNSで繋がってくれた人たちも、やっぱりそう。何か波動のようなものを感じるんです。光のような。
小さなことでつまずいたり、人から誤解されたりすることも多い僕たち。
でも、失敗しても何度でも立ち上がって、自分の道を歩こうとしてる。
それがきっと、心の奥にある魂を磨いているんでしょうね。
魂が磨かれたからこそ、瞳にその光が宿る。
瞳は、心の窓。
魂が今ここにあるよと、目を通して語りかけているように感じました。
もし、この記事を読んでくださっているあなたが、「自分の目は曇ってるかも」なんて思っているなら…
そんなこと、まったくないんです。
あなたが乗り越えてきたすべてが、静かにあなたの瞳を輝かせてる。
その光は、ちゃんと誰かに届いています。
———
あなたの瞳は、今日も美しく光っています。
それはきっと、あなたが真っ直ぐに生きている証。
困難を越えて、愛を忘れずにここにいるからこそ、放たれる光なんだと思います。

