第3章

「わがまま」と「自分を満たす」は違う

――評価ではなく、エネルギーの持続で見る


◆ 冒頭の問い

あなたは、自分を大切にしようとすると「わがままだ」と感じてしまうことはありませんか?


◆ 僕の体験(高次脳機能障害の視点から)

障害を持ってから、僕はずっと「人に迷惑をかけないように」生きようとしてきました。

本当は疲れていても「大丈夫」と笑い、本当は無理なのに「できます」と答える。

その結果、自分が壊れてしまう――そんなことも何度もありました。

あるとき気づいたんです。

「自分を大切にすること」は、わがままなんかじゃない。

むしろ、自分を満たすことで心に余裕が生まれ、他人にも優しくなれる。

それは「自分中心」ではなく、「自分を満たしてから、周りにも与えられる人になる」ってこと。


◆ 「わがまま」と「自分を満たす」の違い

● わがまま

一瞬だけ満たされる



相手の気持ちを無視してでも自分を優先



エネルギーはすぐに消える



● 自分を満たす

深く、じわじわと満たされる



自分も他人も大切にする



エネルギーが持続し、溢れてくる



僕が思うに、「甘やかし」はその場しのぎのエネルギーで、

「自己充電」は**長期的な波動を整える“魂のケア”**なんだと思う。


◆ 多角的な解析

● 脳科学の視点

自分の快を無視して無理を続けると、扁桃体(不安・怒りの中枢)が過敏化。



逆に、自分を満たすと前頭前野(判断・安定)が働き、安定した行動が可能になる。



● 心理学の視点

自己肯定感がある人は、他人の視線よりも、自分の感覚を基準にできる。



自己否定が強いと「わがまま=悪」と思い込みやすい。



● スピリチュアルの視点

本当に自分を大切にできる人は、他者に優しさを分け与えられる“器”になる。



自分を後回しにする人ほど、波動が下がりやすく、現実も重くなる。



● 鏡の法則の視点

自分を犠牲にして他人に尽くしても、「犠牲の波動」が現実に映るだけ。



自分に優しくすることが、周囲の優しさを引き寄せる。



● クオリアの視点

自分を満たす感覚(クオリア)に集中すると、幸福の質感が脳と心に刻まれる。



これは記憶障害があっても「体感」として残る力がある。




◆ 読者への問いかけ

あなたが最近「これはわがままかも…」と我慢したことは何ですか?



それを「自分を満たす」選択に変えるとしたら、どうなりますか?



自分を優先したとき、逆に人に感謝された経験はありますか?



エネルギーが「消える行動」と「持続する行動」を区別していますか?



本当は、どんなふうに自分をケアしてあげたいと思っていますか?




◆ 章末メッセージ

自分を満たすことは、エゴではなく愛。

本当の優しさは、まず自分に優しくできたときに始まる。

甘やかすのではなく、丁寧に“自分の中の小さな声”に耳を傾けよう。

それがあなたの人生を、静かに、深く、変えていく。