第2章:

喜びは奇跡を引き寄せるリハビリ

――「自分を満たすこと」が現実を変える理由


◆ 章の問い

あなたが最後に“心から嬉しい”と思ったのは、いつですか?


◆ 僕の体験(高次脳機能障害の視点から)

昔の僕は、「できること・成果があること」に価値を感じていた。

でも事故のあと、高次脳機能障害になってからは、「できないこと」が増えて、自分の価値が見えなくなった。

そんな時期に始めたのが、**“自分を喜ばせるリハビリ”**だった。

小さなこと――好きな飲み物を飲む、自然の中を歩く、優しい言葉に感動する――それらを繰り返すことで、

気づけば僕は、奇跡のような現実を引き寄せていた。


◆ 体験例:僕が喜びを与え続けた結果

中古のベンツが手に入った



ディズニーシーのミラコスタに宿泊



新しいベンツを購入



念願だったシンガポール旅行も実現



自分の家と賃貸併用住宅を建てた


 → お金は自然と流れ込んできた



それは偶然じゃない。

「喜びの波動」が、引き寄せの法則を動かしたと今では確信している。


◆ 多角的な解析

● 脳科学の視点

喜びを感じると、ドーパミン・オキシトシンなど幸福ホルモンが出て、脳の可塑性が高まる。



記憶障害がある僕でも、「感情の記憶」は残る。


 → 喜びは脳の再配線を助けるリハビリにもなる。



● 量子力学の視点

「意識」が観測したものが現実になる。


 → 「嬉しい」と思った瞬間、世界の波が現実へと形づくられていく。



● スピリチュアルの視点

魂は“喜び”の中で一番輝く。


 → 喜びは魂のエネルギー源であり、本来の自分とつながる手段。



● 心理学の視点

ポジティブ心理学では、**「小さな幸福体験の積み重ね」**が幸福度を高める。


 → 「成功するから幸せになる」のではなく、「幸せだから成功する」。



● 鏡の法則の視点

自分が出す波動(=喜び)は、そのまま現実の形で返ってくる。


 → 僕のベンツも、旅行も、現実が「喜びの鏡」になってくれた。



● クオリアの視点

小さな喜びの感覚が、その瞬間だけの美しい“質感”を生み出す。


 → 高次脳機能障害の僕にとっては、「今ここ」にあるクオリアが人生のすべて。




◆ 読者への問いかけ

「最近、自分にどんな喜びをプレゼントしましたか?」



「小さな“嬉しい”を大切にしたら、どんな現実が動くと思いますか?」



「あなたにとって“自然とお金が入ってきた経験”はありますか?」



「今のあなたの波動は、どんな現実を引き寄せていますか?」



「“思考が現実化する”としたら、今どんな思考を大切にしますか?」




◆ 章末メッセージ(あなたの体験から生まれた言葉)

喜びは、脳のリハビリであり、魂のチューニングでもある。

小さな幸せを大切にし続けたら、人生がまるごと「宝物」になった。

僕の障害も、夢を叶える力も、全部この体の中にあった。