【檄文ブログ|第1章・第5話】


最初の一歩は、小さくていい


――勇気とは、“震えながらも進む力”のこと。



「やりたい」と思っても、なかなか一歩が出ない時がある。

他人がどう思うか

自分の中の「こうすべき」という思い込み

怖さ、迷い、失敗への不安


そんな思考が頭の中をぐるぐる回って、足が止まってしまう。



◆ 小さな一歩、それでも大きな一歩だった


最近、僕が踏み出した小さな一歩。

それは――

思ったことを、やりたいことを、「やる」と決めたこと。


その一歩は、心の中にある

「でも……」や「どう思われるかな?」を越える挑戦だった。



◆ 一歩が生んだ和らぎの時間


不満を抱えたまま我慢していたこと。

それを、穏やかに冷静に気持ちを伝えた時、

場の空気が和み、相手との関係もほぐれていった。


伝えることって、怖いけれど――


「やってよかった」と心から思えた。



◆ 小さな声が世界を動かした経験


思いがけない展開もあった。


たとえば、カナダにいた頃。

授業内容を変えてほしいと伝えたら、

次の日には、授業が変わっていた。


それは、僕が真剣に学んでいた姿勢が伝わったから。


たったひと声が、世界を変えることだってある。



◆ 「できない」と思う心を超えるには


やってみたいけど、自信がない――

そんなふうに感じているのは、起業や新しい事業への挑戦。


「そこまで熱意があるか?」

「リスクがあるし、本当にやるのか?」

そんな言い訳を、心の中で自分に問いかけてきた。


でももし、「失敗しても大丈夫」と言われたら?

僕は――


「1週間休んで、毎日やりたいことをやってみたい」



◆ 誰かのために踏み出した一歩もある


「進む」とは、

成長し、発展し、自分や誰かを救うことだと思う。


僕が弟の面倒を見たときも、

家族や友人のために動いたときも、


「誰かのために動けた」

それが、小さくても確かな一歩だった。



◆ 怖かったけど、それでも進んだ自分を褒めたい

障害をオープンにした

会社に合理的配慮を求めた


これは、本当に怖かった。


でも、勇気を出したことで――

最初は反感もあったけど、

賛成し、応援してくれる人たちにも出会えた。



◆ 思いが変われば、世界が変わる


「すべてを肯定しよう」と決めたとき、


僕の世界は変わった。


自分を肯定したら、

目の前の人のことも、自然と肯定できるようになった。


そして――


その人たちも元気になっていった。



◆ 檄文がくれた後押し


檄文を読んで、


「会社を休みます」とはっきり言えた。

自分のやりたいことを今日やった。


その一歩が、小さくても確かな変化を連れてきた。



◆ 最初の一歩は、小さくていい


踏み出すことが、すでに大きな勇気。

結果じゃない。

声を出すこと、動いてみること――

それが、自分を取り戻す旅のはじまり。



【今日のまとめ】


最初の一歩は、小さくていい。

でも、その一歩が未来を変える。