「自分にかけた言葉が、人生を救ってくれた」

〜ことだまの力で心と運が変わる日々〜


「ありがとう」
この言葉を自分に言ったとき、体がふっと緩んだ。
安心して、あたたかくて、涙が出そうになった。


かつての僕は、できない自分を何度も責めていた。
キャパオーバーになって、ミスをして、お客様に怒られた日。
健常者だった頃のプライドもあって、「なんでこんなこともできないんだ…」と何度も自分を責めた。
人に嫌われたくなくて、無理して、いい顔をして、自分を押し殺していた。

でもそんなとき、ふと聞こえてきた言葉があった。

「お金を稼がなくたって、あなたには価値がある」
妻がそう言ってくれた。
そして、親友はこう言ってくれた。
「あなたは素晴らしい人ですよ」


その時、気づいたんです。
自分が一番聞きたかったのは、他人の評価ではなくて、
自分自身の言葉だったんだ、って。


【ことだまの力は、心を軽くする】

最近は、自分の気持ちを優先できるようになった。
「自分の思うことをやればいい」
そう思えたことで、心がぐっと自由になった。

不安が湧いてきたときも、
「大丈夫」「今ここを生きよう」
そう言い聞かせることで、不安がふわっと消えていく。

斎藤一人さんの檄文も読んでいます。
ふわふわ、ワクワク、ありがとう。
その言葉たちが、心の波動を軽く、優しくしてくれる。


【小さなことを褒めてあげよう】

最近、自分を褒められる瞬間が増えた。

目を怪我して、左目が見えなくても、
今日やるべきことをひとつひとつ、丁寧にやれた自分。
本当に、えらい。すごい。

「今日、生きているだけで100点満点」
それを毎朝思えるようになった。

そして、人に温かい言葉をかけている自分にふと気づくと、
「自分って優しいな」って思えるんです。


【記憶障害があっても、言葉は残る】

僕は重度の記憶障害がある。
でも、「言葉」は感覚として残る。
「今日もありがとう」
「今日もよく頑張ったね」
この2つは、朝と夜の習慣になった。

不安になったときに「大丈夫」と言う。
何度でも、忘れても、また言えばいい。
それだけで、心が整うから。


【一番響いた言葉】

誰かに言って欲しかったけど、
今では自分で自分に言えるようになった。

「あなたは、とても素晴らしい人間です」

他人にわかってもらえなくても、この言葉だけは、
自分の中で何度でも響いてくる。
魂が共鳴して、何度でも、勇気が湧いてくる。




自分にかける言葉は、
過去を癒し、今を支え、未来を導いてくれる。

忘れても、間違えても、うまくできなくても、
僕たちは、毎日ちゃんと生きてる。
それだけで、本当にすごいことだ。

だから、今日もこの言葉で一日を締めくくろう。

「今日もよく頑張ったね。素晴らしいよ」