【檄文ブログ|第1章・第3話】


本当の力は、“殻の外”にある


――魂の旅路、ここから始まる。



僕には、どうしても破りたい殻がある。


それは、

「言いたいことが言えない殻」

「一歩踏み出せない殻」

「自分を自由に表現できない殻」。



◆ この殻ができたのは、17歳の時


17歳、

高次脳機能障害になったあの日、

脳を損傷し、

できていたことができなくなった。

言葉がうまく出てこない。

思いがうまく伝わらない。

行動することが怖くなった。


それ以来、僕は無意識のうちに

心の奥深くに自分を閉じ込めるようになった。



◆ 本当は、心の奥でずっと願っていた

人と楽しく話したい。

一緒に笑いたい。

健常者だった頃の自分に戻りたい。


その想いは、今も胸の奥でずっと生き続けている。



◆ 殻を破った先に見える世界


もし殻を破ったなら――


弾けるような笑顔

軽やかな心

「幸せだな」「楽しいな」と毎日感じる天国のような世界


そんな世界が、きっと広がっている。


そして、

周りの人も、世界も、

もっと明るく軽やかになっていく気がする。


昔のように、

みんなと自然に笑い合える世界に、戻れる気がする。



◆ 自由になったら、まずやりたいこと

感じたことをそのまま、ストレートに話したい。

思ったことを、ためらわずに行動に移したい。

仲間を誘って、いろんなことを一緒に楽しみたい。


「これやろうよ!」って、

素直に言える自分になりたいんだ。



◆ 僕は知っている。僕には力がある。


障害を背負っても、

毎日、挑戦し続けた自分がいる。

記憶ができなくても、諦めなかった。

何度失敗しても、立ち上がった。

コツコツ、生きる力を積み重ねてきた。


この持続する力、挑戦する力、生きる力は、

誰にも奪えない、僕だけの財産だ。



◆ 魂が叫んでいる


「もっと自由に生きたい」

「やりたいことをやりたい」

「止まりたくない」

「思うままに進みたい」


安全な場所に留まるより、

外に飛び出して、自分の人生を生きたい。


魂は、はっきりとそう叫んでいる。



◆ 檄文は、魂からのメッセージ


檄文を読むたびに、

魂は僕にこう語りかける。


「もう大丈夫。

あなたにはエネルギーがある。

あなたは、本当に強い人間だ。」


もう、僕にはその言葉が心から響く。

そして、自分でもそう信じられる。



◆ 本当の力を生きるとは


本当の力を生きること――

それは、

**「自分の人生を生きる」**ということ。


誰かの期待でもなく、

過去の恐れでもなく、

生まれてきた時に魂が願っていた道を、

まっすぐに歩いていくということ。



【今日のまとめ】


本当の力は、殻の外にある。

あなたはもう、そこへ歩き出している。



次回【第4話】は――

**「声に出すことで、波動が変わる」**をお届けします。


魂の波動を上げて、もっと自由に、もっと本来のあなたへ。