【檄文ブログ|第1章・第1話】


眠っていた力を呼び起こす“言葉のスイッチ”


――最初の一歩は、言葉から始まる。



「本当はもっと自由に表現したい。自分の魂で、言葉で、生きていきたい。」


そう思っても、なかなか一歩が踏み出せない。

僕には、そんな長い時間がありました。


40年前、高次脳機能障害になってから、

僕の中の多くの“できていたこと”が、できなくなりました。


記憶が残らない。

言葉が出てこない。

気持ちはあるのに、行動ができない。


まるで、魂だけが熱を帯びているのに、

身体も思考も、どこか置き去りにされてしまったような感覚でした。



◆ それでも、僕は知っていた。


「自分の中にもっと力がある」ことを。


なぜなら、事故の前の自分を、僕は忘れていなかったからです。


元気で、自信があって、堂々としていた頃の自分。

あの頃の“魂の輝き”は、障害を負っても消えていなかった。


だから、毎日もがきました。

自己啓発の本を読み続けました。

不安と恐怖に震えながらも、「変わりたい」という想いだけは、ずっと胸にあったのです。



◆ 檄文との出会い ― 言葉が魂をノックした日


そんなとき、出会ったのが「檄文」でした。


読み始めて思ったのは――

**「自分の殻を破ってみたい」**という直感でした。


でもその殻の中に、長い間、閉じ込めていたものがあったんです。

•声を出したい自分

•思いを伝えたい自分

•本来の自分として堂々と生きたいという願い


檄文は、それらを目覚めさせる言葉のスイッチでした。



◆ 言葉で、人生は本当に変わる。


斎藤一人さんが教えてくれた「天国言葉」は、まさにその象徴でした。

•「ありがとう」

•「ついてる」

•「うれしい、楽しい、大好き!」


こうした言葉を発するだけで、波動が変わる。

そして、自分も周りも、まるで光の方向に動き出すようになる。


逆に、悪い言葉は人生を曇らせてしまう。

だから僕は、良い言葉だけで人生を創ろうと決めました。



◆ 声を出すということ=生きるということ


成功者に声が大きい人が多いのは、単に「声量」ではない気がします。

それは「自分を信じている音」、

魂の奥から発せられる「生きるエネルギー」なんだと思います。


だから僕も、

言葉で、声で、自分の命を表現していこうと思いました。


檄文は、そのための“朝の祈り”であり、魂のエンジンなのです。



【今日のまとめ】


最初の一歩は、言葉から始まる。

魂は、あなたが「声に出した瞬間」に目覚める。



もしあなたも、

「変わりたい」と願う瞬間があるのなら――

ぜひ、言葉の力を使ってみてください。


たった一言でも、

あなたの中に眠っていた光が目を覚ますかもしれません。



次回は【第2話】

**「あなたの中にいる“もう一人の自分”を励ます」**をお届けします。


必要な方のために、檄文の言葉と一緒に、魂の深呼吸を。