【第5回ブログ記事】


「与えることで、なぜか戻ってきた」

~愛を乗せたお金と、僕に訪れた豊かさの循環~




「与えると減る」

昔はそんなふうに思っていたかもしれません。

でも今の僕は、はっきりと感じています。


与えることで、なぜか、もっと豊かになる。

それはお金だけじゃなく、感情も、関係も、命も。

今日はそんな「与えることで循環し始めた人生」のお話です。




1. 与えることで、心が満たされた


誰かに何かを与えたとき――。

笑顔をもらった時、ありがとうをもらった時、

僕の心はじんわりと温かくなります。

「大変な中から出す優しさは、本当にすごい」

そんな自分の内側の優しさに、ふと誇りを感じた瞬間が何度もあります。



2. 見返りなんて、いらなかった


「ただ伝えたい」「ただ渡したい」――

高断熱の家の普及活動や、高次脳機能障害の本の無料配布など、

見返りなんて一切求めていなかったけれど、

相手が幸せになる姿を見るだけで、心の奥から嬉しさがあふれてきました。

「誰かの役に立てた」その実感が、僕にとっての最大のご褒美でした。



3. 気づいたら「与えられて」いた


不思議なものです。

与えたと思っていたのに、気がつけば、自分のほうがたくさん受け取っていた。

たとえば、切迫流産の時、妻と娘のために尽くしていたつもりが、

自分の健康がどんどん良くなり、記憶障害も少しずつ改善していったのです。



4. お金に愛を乗せて渡す


「このお金が幸せに変わりますように」

そんな願いを込めて渡すお金は、まるで祈りのようです。

ありがとうの気持ちと共に渡したとき、相手の笑顔がふわっと広がった。

愛を込めたお金は、ただの紙ではなく、あたたかいエネルギーに変わるんですね。



5. お金は循環して、人生に花を咲かせた


本を無料で配ったことで、素敵な人たちと繋がり、親友もできました。

両親に尽くし、心配をかけないように障害のことを伏せていたら、

いつの間にかお金の流れが変わり、家を建てることもできた。

「与えたことが何倍にもなって返ってくる」

そんな現象を、僕は何度も体験してきました。



6. 高次脳機能障害の僕だからこそ伝えたい


障害を抱えていても、人に与えられることはたくさんあります。

SNSで発信し、人とつながり、愛の言葉を届けること。

見返りを求めず、ただ「優しくありたい」と思ったとき、

僕は昔の“本来の自分”に戻っていけた気がします。



7. 与えることが、世界を変える


スピリチュアルな視点では、「与えること=宇宙への宣言」。

僕が良い情報をシェアすれば、それが愛の循環となって返ってくる。

高断熱の家を広めたら、自分も素晴らしい家を建てられた。

与えることは、世界を少しずつ良くする行為なんだ。

不安も恐れもいらない。

みんなで与え合えば、世界はもっと優しくなると僕は信じています。




お金に、愛を込めて。

言葉に、優しさを込めて。

行動に、思いやりを込めて。


与えた分だけ、世界はきっと温かくなって返ってくる。

それが、僕が体験した「与えることで戻ってくる豊かさ」の真実です。