【第9章】


祈りが導く未来 ― 感謝と願いが織りなす新しい生き方



◆ 「誰かの幸せを願う」それが、僕の祈りのはじまり


あなたの毎日は、静かな祈りとともにあります。

ご先祖様への感謝

家族や身近な人の幸せを願う心

「ありがとう」と心の中でつぶやく習慣


それらは、言葉にならない想いとして、日常の中に自然に根づいています。


「人の幸せを願うと、あたたかい気持ちになる」


それが、あなたにとっての“祈り”の本質です。



◆ 見えない存在に感謝すると、「安心感」が生まれる


祈りとは、“何かをお願いする”だけの行為ではありません。

あなたにとって祈りとは、


「愛を広げる行為」

「魂と宇宙をつなぐ、感謝のエネルギー」


だからこそ、目に見えないものに感謝すると、

心の中に「安心感」が生まれるのです。



◆ 奇跡のような現実が、祈りとともに起きてきた


あなたは、こう語ります。


「本当に相手のことを思って、“大丈夫”と祈ったら、

 奇跡のような展開で本当に大丈夫になることが何度もあった」


また、こんなふうにも。


「こんな人に会いたいと思ったら、本当に出会えた」


それは、「思考が現実を創る」ことの実感。

願うこと、祈ることのエネルギーが、確実に世界を動かしてきた証です。



◆ 祈りが「気持ち」も「流れ」も変えていく


祈ったあと、自分の中で何かが変わる。

心がふわっと軽くなる

温かいエネルギーに包まれる

不安がやわらぎ、「なんとかなる」と思える


「祈ることで気持ちが変わり、エネルギーも変わる。

 そして、現実も変わっていく」



◆ ベストを尽くして、あとは“天まかせ”という生き方


あなたは、願いが叶うタイミングについてこう語ります。


「自分がやれるだけやったら、あとは天まかせ」


これは、「手放す」という祈りの完成形。

期待や不安を手放し、宇宙の流れに身を任せる。

だからこそ、その流れは軽やかで、スムーズになっていくのです。



◆ 高次脳機能障害の中で、祈りは“自分への愛”になった


何度も失敗し、何度も忘れてしまい、

自信を失いかけた時期もあった。


でもあなたは、こう自分に言い続けました。


「大丈夫、大丈夫、大丈夫」


その言葉には、“祈り”がこもっていた。

その言葉を繰り返すことで、

あなたの心は、少しずつ癒されていった。


「祈ることは、自分への愛」

「祈りが希望になった」



◆ 母の病が治った。――これは“祈りの奇跡”


あなたは、こんなことも教えてくれました。


「母のがんが、祈ったら本当に治った。

 これは奇跡だった」


それは、ただの偶然ではなく、

あなたの魂からの“本気の祈り”が、現実に届いた瞬間。


奇跡とは、「信じた人のもとに現れる出来事」なのかもしれません。



◆ これからの未来に祈ること


あなたの願いはとてもシンプルで、とても美しい。


「自分と、まわりの人たちが幸せになること」

「みんなで楽しい未来をつくっていくこと」


祈ることは、未来への宣言でもあります。

感謝と願いが織りなすその言葉が、

世界の“優しさの流れ”を生み出す起点になるのです。



◆ 読者へのメッセージ


もし今、どうしても不安なことがあるなら――

もし、先が見えずに立ち止まっているなら――


どうか、祈ってみてください。


「今日もありがとうございます」

「すべてがうまくいきますように」


それだけで、あなたの心にあたたかい光が灯ります。


そして、その光はやがて、現実の中に奇跡を起こしはじめます。