第4章:言葉の光 ― メッセージが魂を開く瞬間
「そのままの自分を愛して」
「そのままの自分を好きになっていい」
親友がくれたその言葉が、
私の心に光を灯してくれた
ああ、これが足りなかったんだ
そうなれたら、私はもっと幸せになれるんだって思った
誰かの中に眠っている光に、
そっとスポットライトを当てる
「こんな素敵なところがあるよ」
気づかせてあげると、心の中で小さな光がふわっと灯る
それは、光種が芽吹く瞬間
僕も、嬉しい
その喜びが、また僕を照らしてくれる
だからこれは、エネルギーの交換なんだと思う
優しさの循環、魂と魂の呼応
「救われました」って言われた
SNSで障害について発信したとき
「希望を持てた」「ありがとう」って言ってもらった
僕の言葉が、誰かの夜に
そっと明かりをともしていたなんて…
そんなことが起こるんだ
飛び跳ねたくなるような瞬間もある
思い出せないけど、
あの時の僕は、エネルギーがあふれていて
言葉さえも踊っていた気がする
これから先、僕が届けたい言葉は
「あなたは素晴らしい」
ただそれだけでいい
その一言が、光種をそっと植えつける
そして、それがやがて大きな光となって
その人を輝かせる
愛を込めて褒める
その人の良さを見つけて、伝える
それは相手を輝かせるだけじゃなく、
自分の中の光も育ててくれる
言葉には、魂を目覚めさせる力がある
僕はその奇跡を、何度も見てきた
