光種 ― 魂が目覚める瞬間


〜やさしい問いと答えの詩〜


暖かい言葉が好き

それを受け取った人が、ふわっと輝き出すから

誰かを褒めること

人の良いところを愛でること

それが、私の光を育ててくれる


あの日、あなたが言ってくれた

「あなたは素晴らしい人だよ」

その言葉は、私の中の優しさを照らしてくれた

誠実さも、大きな愛も、気づかせてくれた


私の中の光種は──

まばゆいほどのゴールド

今にも弾けて、

世界を優しさで包みそうなほどに光っている


私が誰かの光になれたとしたら、

それは、心からの応援

誠実に、愛をこめて、

そっと言葉を手渡したあの瞬間だった


これからも大切にしたい

全てを肯定するまなざしを

いいところを見つける力を

心からの称賛と、愛ある言葉を

そっと、差し出せる私でいたい


だってそれが、

誰かの中の「光種」に、

そっと火を灯すことだと知っているから──