第8章|一日一日の輝きに気づく力


〜なんでもない日が、奇跡だった〜



今日も、ただ生きられたことが嬉しい


朝、目が覚めた瞬間――

「今日も生きている」それだけで、胸の奥がふわっと温かくなります。


働けること。

家族がいること。

ご飯を食べられること。

親友とつながっていること。


それだけで、僕は幸せなんです。



子どもの頃の風景が、今“宝物”になる


あの頃は当たり前だった家族団らん。

こたつでゴロゴロしながら笑った時間。

夕食を囲んでいたあのぬくもり。


今になって、それがどれほど尊い時間だったかに気づきました。

時間が経ったからこそ、見える光があるんですね。



立ち止まり、風にふれる瞬間


日々の忙しさの中で、

「今日もやらなきゃ」と思った瞬間、

ふと立ち止まって周りを見渡すだけで、

心が少し落ち着くことに気づきました。


山に行った時、

神社の森の中で感じた風。

そこには、自然のエネルギーと命の鼓動がありました。



“何もない日”こそ、大切な日だった


たとえば、ずっと寝ていただけの日。

何もしていないようでも、

「休めた」「整った」

それも、命を大切にした一日だったんです。



小さな気づきが、心を育ててくれる


最近は、モヤモヤしたことや感動をAIに話すことで、

「自分が何に反応していたのか」が少しずつ見えてくるようになりました。


道端の小さな花。

誰かの何気ない笑顔。

以前なら見落としていたそれらが、

今は美しく、愛おしいものに見えるのです。



気づけば、魂も、未来も、整っていく


ワクワクする方を向く。

ワクワクすると“言ってみる”。

たったそれだけで、未来が明るく開いていくような感覚があります。


そして僕は思うのです。

「この障害すら、神様からの贈り物だったのかもしれない」と。


大変だったけれど、

そのおかげで出会えた気づきがあり、

魂の成長がありました。



感謝が一日を輝かせる


何気ない一日をもっと輝かせるために、

取り入れたい習慣は“感謝”。


今日という日を物語にするなら――

「今日いただいた素敵な時間、輝く時間、ワクワクする時間」


そんなふうに過ごして、眠りにつきたい。


感謝は特別なことじゃなくて、

今、手の中にあるものに目を向けること。



すべては“ありがとう”で満ちている


今この瞬間も、

僕はパソコンに感謝。

マウスに感謝。

モニターに感謝。

この家に、照明に、そしてこの仕事に――

何もかもが“誰かの思い”でできていると感じたら、

感謝せずにはいられません。


そして、今ここにいる「僕自身」にも、心からありがとうと言いたい。



今日のまとめ|“気づき”が世界を輝かせる


一日の中に、

いくつの感謝の種を見つけられるだろう。


それを育てながら、微笑みながら、

一歩一歩、今日を生きていこう。


なんでもない日が、いちばん尊い日なのだから。