第8回:「いつかやろう」と思っていたことは、すぐに過ぎてしまった


~サブタイトル:「いつか」は永遠に来ない~

「いつかやろう」
そう思っていたことが、いつの間にか何年も過ぎていた――
誰もがそんな経験を持っているのではないでしょうか。

“いつか”は魔法の言葉のようで、
でも実は、**永遠に来ない「未来の幻」**なのかもしれません。

今回は、「いつか」と言って心にしまってきたことを、
今ここからどう動かしていくかをテーマに、僕自身の思いを綴ります。


なんとなく思い描いている未来の姿

ずっと心の中にあったのは、起業したいという想いでした。
農業をやっていて、弟と一緒に暮らしながら、
何か新しい形を生み出したいと感じている。

「これだ!」という明確なビジョンはまだないけれど、
たとえば――
農業+就労支援施設
気の合う仲間たちと共同生活できる場所
障害者も健常者も一緒に笑い合えるような空間

そんな場があったらいいなと思っています。
そして何より、まずは弟ともっと仲良く、楽しく暮らすこと。
そこからすべてが始まる気がしています。


「本気でやる」にはまだちょっと勇気が足りない

本当は今すぐ始めたいこともあります。
でも、心の中にあるのは**「失敗したらどうしよう」**という恐れ。
本当にお金が回るのか?
自分にやりきれるのか?
これが「心からやりたいこと」なのか?

まだ、そこまで明確な“熱”が湧ききっていない自分もいます。
でも一方で、「みんなが幸せになる仕組みをつくりたい」という想いは、
心の中で確実に“種”として芽を出してきている気がします。


思いがけず湧いてきた、もう一つのアイデア

ある日ふと出てきたアイデア。
それは、叔父の資産を管理する会社を作ることでした。

そこにアパートやデイサービスをつくり、
親族、高齢者、地域の人が安心して暮らせる場をつくる。
そして、自分もそこで収入を得ながら関わっていく。

**「これはやってみたい」**という気持ちが自然に湧いてきました。
「いつか…」じゃなくて、「まず考えてみようかな」
そんなふうに、現実味を帯びてきたことが嬉しかったです。


今日たった5分でできる“挑戦”とは?

大きな夢に向かって動くのは勇気がいる。
でも、今日できる小さな一歩を踏み出すことは、誰にでもできる。

僕は今日、マーボー麺を作ってみたいと思いました。
マーボー豆腐をアレンジして、ラーメンにかけてみる。
それにご飯を炊いて添えると、きっとおいしい。
これまで作ったことはなかったけれど、
ちょっと心がワクワクする料理。

そんな一皿が、“今を生きる力”になるのかもしれません。


あなたへの問いかけ
1. 「いつか」と言って、ずっと先延ばしにしていることはありますか?
2. 本当は今すぐ始めたいけれど、動けない理由はなんですか?
3. 今日たった5分で、あなたがやってみたい“小さな挑戦”は何ですか?


まとめに代えて

「いつかやろう」と思っているうちに、人生は本当にあっという間に過ぎていきます。
だからこそ、“今”という時間に、ほんの少しでも命を吹き込んでみることが大切なのかもしれません。

小さなマーボー麺から、世界は変わる。
「いつか」を「今日」に変える魔法、
あなたも、ぜひやってみませんか?


次回:第9回「最後に残ったものは、誰かを愛し、誰かに愛された記憶だけだった」~あなたは、誰の記憶に残りたい?~ に続きます。