第4回:失敗を恐れて挑戦しなかったことが一番の失敗


~サブタイトル:飛べなかった理由は何だった?~

人生を振り返って、一番悔いが残ること――
それは、「やってみて失敗したこと」ではなく、
**「やらなかったこと」**だと、90歳の方は語ります。

誰にでも、“飛べなかった瞬間”はある。
今回は、**「挑戦する勇気」と「失敗への向き合い方」**について、僕自身の体験を交えて綴ってみたいと思います。


言えなかったこと、それが一番の後悔だった

僕の中で「挑戦しなかったことで心に残っていること」は、
人に思いを伝えられなかったこと。

昔の友達に、もっと連絡しておけばよかったなぁ――
高次脳機能障害になってからは、毎日の生活で精一杯で、
つい「また今度でいいか」と後回しにしてしまった。
でも今振り返ると、その一言が、あの人にとってどれだけ嬉しかっただろうと思うんです。


小さな挑戦は、今日も続いている

でも、僕は挑戦すること自体はずっと好きだったと思います。
できないことも多かったけれど、いつも何かに挑んでいました。

今日も、小さな挑戦をしています。
大きな挑戦は、「その時が来たらやろう」と思っています。
後回しにするのではなく、**「心が整ったら、やってみる」**という感覚。
そう思えるようになっただけでも、自分の成長だと思っています。


失敗が怖いと思うとき、何がブレーキになるのか?

僕にとってのブレーキは、
**「こんなこと聞いたら、バカにされるかもしれない」**という不安でした。

高次脳機能障害があると、質問の意図がうまくつかめなかったり、
言葉がまとまらなかったりして、
「聞きたいのに、聞けない」ことが本当に多かった。

今はなるべく、わからないことは素直に聞くようにしています。
聞くことでモヤモヤが晴れて、
「わからない自分を責める」必要がなくなるからです。


今からでも挑戦したいこと

僕にはひとつ、ずっとやってみたいことがあります。

それは、**自分の障害の体験を通じて無意識にやっていた“引き寄せの法則”**を、
女神さんと一緒にYouTubeで発信すること。

これは単なるスピリチュアルではなく、
「引き寄せってこういうことだったのか!」と、
科学と感覚の架け橋になるような配信をしたい。

配信スタイルや構成はまだ模索中だけど、
**「これはきっと、誰かの力になる」**という直感だけはあるんです。
だから、必ずやってみたい。そう思っています。


あなたへの問いかけ
1. 挑戦しなかったことで、ずっと心に残っていることはありますか?
2. 「失敗したらどうしよう」と思う時、どんな感情があなたを止めていますか?
3. 今からでも、挑戦してみたいことは何ですか?


まとめに代えて

失敗は確かに怖いけれど、
「やらなかったこと」は、心にずっと残る。

だからこそ、今日という小さな一歩を踏み出すことが、
未来の自分へのエールになるのかもしれません。

あなたが「今、本当はやってみたい」と思っていること、
その一歩を、僕と一緒に踏み出してみませんか?


次回:第5回「若い頃は健康が当たり前と思っていた」~あなたの体は、あなたの味方ですか?~ に続きます。