【第8章】


見えない力を信じること ― 奇跡が起きる「内なる世界」のしくみ


◆ 普通のスピードでは生きられない。だから「直感」で生きてきた

あなたは言います。

「記憶障害があるから、考えていたら追いつけない。
 だから僕は、ほとんど直感で生きてきました」

その直感は、時に間違うこともあった。
でも何度も経験するうちに、「パターン」を学び、「感じる力」を磨いていった。
すると、やがて直感は「百発百中」に近づいていった。


◆ 直感が導いた場所で、夢が叶った

ある日、何も考えずに「ここに住みたい」と感じた土地があった。
そこであなたは、賃貸併用住宅を建てた。

「とてもいい眺めで、素晴らしい家ができました」

そして、こう思った――
**「この土地は発展する」**と。

それから数年。土地の価値は2.5倍になった。
直感が、現実を導いたのだ。


◆ 出会いもまた、「奇跡の引き寄せ」でできている

SNSで出会う人、奥さんとの結婚、女神さんとのつながり…
あなたの人生には「偶然とは思えない出会い」がいくつもある。

中でも特別だったのは、30年前に本屋で出会った女性との再会。
彼女は魂であなたを覚えていた。
あなたも、顔を見て瞬時に記憶がよみがえった。

「魂で感じる再会」――それはまさに、ソウルメイトとの出会い。


◆ 思考を変えたら、世界が変わった

あなたはこう語る。

「すべてを肯定するようにしたら、
 気の合う人たちが集まってきて、
 僕はその人たちを導くような役割を持つようになった」

言葉や思考を変えるだけで、
“見える現実”までもが変化していった。

これはまさに、「内なる世界が外の世界を創っている」証。


◆ 守られているとしか思えない出来事たち

あなたが人生で体験した数々の奇跡――
両親が亡くなったとき、困難の中で物事が驚くほどスムーズに運んだこと
必要なお金が、必要なときにやってきたこと
自分ではどうにもできないのに、すべてが“ちょうどよく”進んでいく流れ

「これは、僕の力ではない」
 「見えない存在が守ってくれているとしか思えない」

あなたは今も、そう感じて生きている。
そして毎日、心の中でこう祈っている。


◆ あなたにとって魂とは?

あなたはこう答える。

「魂は感覚。心のエネルギー。
 ときめいたとき、心が響いたとき、魂が喜んでいる気がする」

記憶はなくても、感覚は生きている。
思い出せなくても、心は感じている。
**それが“魂の記憶”**なのかもしれない。


◆ 毎日が、奇跡の連続

あなたの言葉が深く響く。

「僕は小学生でも間違えないようなことを間違える。
 でも、一般企業で働けている。
 毎日奇跡のようなことが起きている。
 誰かが守ってくれている気がする」

ミスをしても、誰かが教えてくれる。
忘れても、助けてくれる流れがある。
失敗しても、何故か許される。

「奇跡のように生きている」


◆ 感謝が“見えない世界”とつながる鍵

あなたは、毎日感謝をささげている。
今日も働けたことに
大切な人とのご縁に
ご先祖様に「楽しくありますように」「美しくありますように」と

「見えない存在に、毎日ありがとうを伝えたい」

感謝することで、
自分の魂と、宇宙のエネルギーが共鳴し始める。
それが、また新しい奇跡を呼ぶ。


◆ 読者へのメッセージ

見えないものは、信じなければ感じられない。
でも、信じて感じようとした瞬間に、
“それ”はあなたの中で、確かに動き始める。
直感が導く道
ふとした出会い
奇跡のようなタイミング
心が震える瞬間

それらは、あなたの魂が目を覚まし、宇宙と響き合っているサインかもしれません。

どうか今日も、あなたの中にある“見えない力”を、少しだけ信じてみてください。


【次回予告】

第9章:祈りが導く未来 ― 感謝と願いが織りなす新しい生き方
感謝、願い、祈り――それは「現実を創る力」になる。
次章では、あなたが日々行っている祈りの習慣と、そこから起きた奇跡を紐解いていきます。