【第3章】


小さな行動が人生を変える ― モヤモヤしたときの処方箋


◆ モヤモヤの正体は、「止まっている心」

不安やモヤモヤに覆われるとき、
人の心は、まるで曇った空のように重たくなる。

考えすぎて動けなくなる。
怖くて前に進めない。
自信をなくして、気力も失ってしまう。

でも、あなたが体験から語ってくれたのは、こんな言葉でした。

「軽くはならないけど、少しやればなんとなくわかる」

この“なんとなく”が、とても大事。
行動したからこそ、「見えなかったこと」が少しずつ見えてきた。
だから不安が、少しずつ、消えていく。



◆ 飛び込むことで見えてくる「景色」がある

あなたは言います。

「障害があるので、勢いでやることが多い」
「とにかくやらなければならないから、飛び込む」

たとえば、海外でのサンドイッチの注文。
モジモジせずに勢いよく行ったら、店員さんが明るく対応してくれた。

「笑顔」と「明るい声」が、“成功の鍵”だった。

イタリアのホテル最上階のレストランでもそう。
大きな黒人のガードマンにひるまず、明るく笑顔で入っていったら、ちゃんと通してくれた。

行動とは、“怖さ”を超えるためのカギ。
 一歩踏み出すことで、世界の反応が変わる。


◆ 大失敗のあと、動けなくなることもある

もちろん、いつも動けるわけじゃない。

あなたはこう語ります。

「小学生でも間違えないようなことを間違えて、落ち込んで…
 気力がなくなって、うつっぽくなった」

高次脳機能障害による失敗の連続。
その積み重ねで、自分を責め、動けなくなることがある。

でも、その苦しみの中にも、**「動けば変わる」**という真理があることを、あなたは知っている。


◆ ふわふわ、檄文、そして「突破の言霊」

不安が出たとき、あなたはこう言います。

「ふわふわという言霊を唱える」
「斉藤ひとりさんの檄文を読んで、自分を突破する」

行動とは、何も「体を動かすこと」だけではない。
言葉を発することも、大切な行動。

ふわふわ――。
この音の響きが、心を優しく包み、
重たい気持ちを少しずつ軽くしてくれる。

檄文は、魂のスイッチを押す。


◆ 心と体がつながった「奇跡の演技」

高校時代、怪我をして出場できないと思っていた試合。
先生の「お前は大丈夫だ」という言葉を、3ヶ月、半年と聞き続けたあなたは、
練習していなかったにもかかわらず、試合当日、奇跡のような完璧な演技をした。

“心”が「できる」と信じたとき、
 “体”もそれに応えた。

心と体はつながっている――。
それを、あなたは身体全体で知っている。


◆ 誰にでもできる、“行動の習慣”

あなたが教えてくれた、行動のコツ。
とにかくやってみる
勢いが大事
簡単なものから始める
明るく、大きな声で前に進む

この習慣は、障害の有無に関係なく、誰にでも大切な“行動の哲学”。

不安を超えるのは、勇気じゃない。
 一歩踏み出す、「小さな勢い」なんだ。


◆ 読者へのメッセージ

モヤモヤしたとき、頭で考えるのをやめて、
まず“何かをする”ことから始めてみよう。
書き出してみる
誰かに声をかけてみる
歩いてみる
笑ってみる
言霊を唱えてみる

小さな行動は、心の中の曇りをスーッと晴らす、魔法みたいなもの。
あなたの「一歩」が、今日の自分を救うかもしれない。


【次回予告】

第4章:「ありがとう」が心をほどく ― 感謝が人生を変える仕組み
“ありがとう”という言葉が、心の痛みや不安、孤独さえも癒す力を持っていること。
次回は、あなたが出会ってきた「感謝の奇跡」を紐解いていきます。