— 家づくりエピソード —
「資材が高くなってて、家づくりどうしようか迷ってて…」
最初、私もそんなふうに悩んでいました。けれど、信頼できる地元の工務店さんと話すうちに、あることに気づいたんです。
制約って、実はチャンスなんだなって。
材料の値段が上がったことで、むしろ“余分なもの”を削ぎ落とすことができた。
結果的に、家の設計はとてもコンパクトでシンプルになりました。
でも、そのシンプルさが、**僕たち家族にとっての「ちょうどよさ」**だったんです。
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「生きる家」って、こういうことかもしれない。
家族みんなが、自然に笑顔になれる。
植物も元気に育っていて、窓の外の景色も気持ちいい。
朝、日差しが差し込むリビングで「この家、最高だね」って思える。
そんな風に思えるって、すごく幸せなことだと思いませんか?
僕にとって「生きる家」っていうのは、まさにそういう家です。
家が家族の一部になって、心があったかくなるような場所。
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冬の太陽を活かす、窓の工夫
今回、設計でまずこだわったのは窓の配置でした。
今の時代、エネルギーの使い方がとても重要になっています。だからこそ、“冬を基準に”家を建てるという考え方が、僕にはとてもしっくりきたんです。
具体的には…
• 南以外の窓を極力減らしました。
理由は、南からの太陽光エネルギーを冬場にしっかり取り入れるため。
• 東や西の窓は最小限に。
これらの窓があると、夏場に部屋が暑くなりやすいんです。
• お風呂やトイレにも窓はありません。
その代わりに、しっかりと換気設備と断熱性能を高めて、冬でも暖かく快適に過ごせるように設計しました。
シンプルだけど、必要なものだけを選び抜いた家。
それが、結果としてとても満足度の高い仕上がりになったんです。
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制約が生んだ“想定外の美しさ”
実は、設計が進んでから、ある驚きの発見がありました。
完成した家を遠くから見たとき――
「あれ?この立面、なんか…すごく美しいぞ?」
よくよく見てみたら、縦横のバランスが黄金比になっていたんです。
まるでギリシャ神殿みたいな、見ていて心がすーっと整うような形。
しかも、平面的にも窓や壁が規則正しく並んでいて、無駄がなく、心地いい。
これって、もともと狙っていたわけじゃないんです。
予算という制限の中で、必要なものだけを絞り込んでいったら、
結果的に**“自然に美しい”家ができあがった。**
これこそ、制約がくれたギフトだなって、しみじみ思っています。
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家づくりで迷っている人へ
もし今、あなたが「家づくり、どうしようかな」って悩んでいたら――
この言葉を贈りたいです。
「制約は、暮らしの本質に立ち返るチャンス」
見せる家じゃなくて、生きる家。
たくさんの機能じゃなくて、あたたかな空気。
選択肢が多すぎるより、「これがあればいい」って思える軸。
それを一緒に見つけてくれたのが、今回お世話になった工務店さんでした。
僕たち家族の“らしさ”を大切にしてくれる、心強いパートナーです。
