【第2章】


波動空間とは何か? 〜見えない階層で生きるということ〜

《波動空間で生きる 〜パラレルワールドの歩き方〜》



この世界は、ひとつの地面の上にありながら、

人それぞれが“違う階層”で生きている。


そう言われても、ピンとこないかもしれません。

でも、私の人生を振り返ると、それが本当に“現実”だと感じています。



■ 気持ちが変わると、出会う人も変わる


私は、健常者だった頃、高校時代に障害者となり、そこから留学、就職へと歩んできました。

振り返ると、その時々の「心の状態=波動」によって、関わる人たちがまったく違っていたのです。


劣等感や自己否定が強かったときには、どこか冷たくて重たい人たちと出会いがちでした。

でも、自分の波動が整い、少しずつ自分を肯定できるようになってくると、

不思議と、温かくて優しい人たちとの出会いが増えていきました。



■ 空気感でわかる“違う階層”


波動の違いは、空気のように感じられます。

たとえば、発言しても全く響かない。

冷たい、固い、心が閉じている感じ。


そういう人の前では、言葉が凍りつくように感じることがあります。

逆に、優しい人と話すときは、まるで春風のような温かさを感じるんです。

柔らかくて、心がふわっと緩む。そこには言葉を超えた“波動の共鳴”がある。



■ 波動が下がっているときに見える世界


波動が低かった頃、私はよく混乱の渦の中にいました。

なぜか嫌なことを言われたり、意地悪をされたり。

「どうしてこんなに世界は冷たいんだろう」と思ったこともありました。


でも今になって思うのは、

その時の自分の波動が、そういう現実を引き寄せていたんだなということ。



■ 波動が上がると、世界が優しくなる


波動が整ってくると、本当に出会う人が変わってきます。

思いやりのある人、愛のある人、肯定してくれる人。

そんな人たちに、自然と囲まれていく。


まるで世界が優しくなったように感じるけれど、

実は“自分の波動”が変わったから見える世界が変わっただけなんですね。


それはまさに、「鏡の法則」。

心の状態が、そのまま外の世界に映し出されるという体験でした。



■ 波動の高い空間とは?


私が「ここは波動が高いな」と感じる場所があります。

それは神社や自然の中。空気が澄んでいて、身体も心もスーッと軽くなる。


そして意外かもしれませんが、

自分の家も、その一つ。

自分が落ち着いていられる空間って、やっぱり波動が整っている場所なんだなと感じます。



■ 別の空間にいる人とは、交わらない


波動が上がっていくと、不思議と以前いた人たちとは関わらなくなっていきました。

仕事の場でも、自然と話さなくなったり、相手が近づいてこなくなったり。


まるで、別の次元に移動したかのように。

逆に、同じ波動の人とはすぐに打ち解けて、心地いい空間が生まれるんです。

それは、物理的な距離ではなく、“波動的な距離”が関係しているんだと実感します。



■ 目には見えないけど、確かにある世界


「波動空間」とは、目には見えないけれど、確かに“感じられる”世界。

この世界は、物理的には一つの地球でも、

心の状態=波動によって、まるで別の世界を生きているような体験ができる。


あなたが今、どんな波動を発しているか。

それが、今日出会う人や出来事を、まるごと決めているのかもしれません。



次回は第3章。

「波動が高い人・低い人の特徴とは?エネルギーから見える人間関係」

について、さらに深く探っていきます。