この世界は“重なっていない” 〜すれ違う人、共鳴する人〜
《波動空間で生きる 〜パラレルワールドの歩き方〜》
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「なんかこの人とは、住む世界が違うな」
そんな風に感じたこと、あなたにもありませんか?
私はこれまでの人生で、何度もそんな感覚を味わってきました。
冷たい空気をまとった人、ちょっと意地悪で、自分のことしか見えていないような人。
表面的には同じ空間にいても、心の中では「全く交わらない」と感じる。
それはまさに、**“違う波動空間を生きている”**という感覚でした。
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■ 共鳴する人の波動は、愛に似ている
逆に、初めて会ったのに「深くつながっている」と感じる人もいます。
それは、ものすごく優しくて、思いやりが行動の一つひとつににじみ出ているような人。
愛が滲んでいる人って、言葉を交わさなくても、なぜか「この人、わかるな」ってなるんです。
特に、混乱や苦しみを乗り越えながらも、優しさを忘れずにいる人。
そういう人と出会った時、不思議と波動がぴたりと重なって、「この感覚、僕と同じだ」って感じるんです。
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■ すれ違いが教えてくれたこと
でも、すべての出会いが心地よいわけではありません。
私には高次脳機能障害という見えないハンディがあり、自信のなさや劣等感も抱えていました。
そんな時、自分を見下すような人、「私はあなたとは違う」と無意識にマウントしてくる人と出会うと、
心がちくりと痛む。心のどこかで「自分なんて」と思っていたから、余計に響いてしまうんですね。
けれど、ある時気づいたんです。
自分の波動が変われば、そういう人たちは、すぅ~っと離れていく。
強く優しくなっていくにつれて、本当に心が通じる人たちが、引き寄せられるように現れてくれました。
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■ 波動が上がると、出会いも変わる
自分の本音をSNSでさらけ出すようになったとき、
そこには想像を超えるような、優しくて愛深い人たちが待っていました。
自分をオープンにした分だけ、共鳴する人たちとの距離が縮まっていく感覚。
そして、出会う人々が、なぜか“肯定すべき人たち”になっていたんです。
「あなたのままでいいよ」っていう想いを、僕が伝える側になっていた。
それが、僕の役目だと感じた瞬間でもありました。
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■ 波動空間は、いつも日常の中にある
今、僕は日々の暮らしの中で、
「この人とは波動が合うな」「共振してるな」と感じる瞬間がたくさんあります。
それはまるで、同じチャンネルで同じ音楽が流れているような感覚。
物理的には同じ空間にいるのに、波動空間で見れば、まったく違う世界を生きている。
この不思議な感覚が、「もう一つの真実の世界」に気づかせてくれます。
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■ “見えない階層”を生きるということ
この地球は、目には見えない“波動の階層”で成り立っていて、
私たちはそれぞれの波動に応じた世界を生きています。
だから、すれ違う人とはすれ違い、
共鳴する人とは深くつながる。
それは偶然なんかじゃなく、波動空間で起こっている必然なんですね。
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次回は、第2章。
「波動空間とは何か?見えない階層で生きるということ」について、
もっと詳しく掘り下げていきます。
