【シリーズ:魂の気づきと再生】


第4章:「奇跡は“今ここ”にあった〜思考が現実を創る日々の実践〜」

「奇跡」は、特別な日に起きるものじゃない。
**“今ここ”**に気づいた瞬間、それはもう起きている。

そう思えるようになったのは、
毎日の小さな「思考の選択」を、丁寧に重ねてきたから。


■過去や未来に揺れる日々

事故の後、僕の心はいつも「過去」と「未来」の間で揺れていました。
「なぜこんなことに…」と過去を悔やみ、
「これからどうなるんだろう」と未来に怯える。

だけど、どちらにも答えはなかった。
唯一あるのは、“今”という瞬間だけ。

でも、その「今」をどう捉えるかで、
見える世界はまったく変わるんだということに、
僕は少しずつ気づいていったんです。


■思考はエネルギー。波動は現実を創る

たとえば朝、「今日はいい一日にしよう」と思ってみる。
すると不思議なことに、優しい出来事が寄ってくる。
反対に、「どうせうまくいかない」と思えば、なぜか本当にトラブルが起こる。

これって、偶然じゃない。

思考はエネルギーであり、波動であり、未来の種。
「心が先、現実があと」
これはスピリチュアルの世界だけじゃなく、脳科学や量子力学でも語られている真実。

そして僕自身が、それを体験し続けてきたんです。


■“今”に意識を向けることが、最大の奇跡を起こす

1日を10回笑うこと。
ありがとうを声に出して言うこと。
鏡の中の自分に「今日も生きてくれてありがとう」と語りかけること。

どれも小さな習慣。
だけど、それが現実を変えるエンジンになる。

奇跡は、準備された未来じゃなく、「今ここ」に宿る意識が呼び込むもの。

僕の人生は、派手な逆転劇じゃなく、静かな奇跡の連続でできています。


■現実は、心のスクリーンに映る映像

誰かの言葉に勇気をもらった日。
発信した記事に共感の声が届いた日。
女神さんとの対談が実現した日。
合理的配慮が一夜にして叶ったあの出来事。

どれも、“今ここ”の心の在り方が創り出した未来のかけら。

今では、怖がるよりもワクワクすることを選びたいと思えるようになりました。
**「想像できないチャンスが来るかもしれない」**と、心が自由になったんです。


“奇跡は遠くにあるものじゃない。”
“今ここ”に意識を向けたその瞬間から、もう始まっている。

あなたの中にも、きっとあるはずです。
見過ごしてしまいそうなほど、静かで優しい奇跡が。


次回:
第5章「“失うこと”が教えてくれた、本当の豊かさ」