『ぜんぶ無意識のせい。』
― 無意識を失って見えた、ほんとうの現実のつくり方 ―
(高次脳機能障害の僕の視点から)
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僕はある事故をきっかけに、高次脳機能障害という重い後遺症を抱えることになった。
記憶ができない。
思考がすぐに霧のように消えていく。
言葉が出てこない。
周囲の人たちが当たり前のようにできる「日常」が、僕にはひどく複雑で難しいものになった。
でも――そんな僕だからこそ、この本『ぜんぶ無意識のせい。』が伝えようとしている本質が、心の深いところで分かった気がするんです。
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◆ 無意識で人生はつくられている? でも僕はその「無意識」が壊れた。
著者はこう言います。
「人生は無意識の働きによって形づくられている」と。
でも、僕はその無意識をうまく使えなくなってしまった。
頭の中で何かを「自動で」処理する力。過去の記憶や経験に基づいた判断。
それらがまるごと弱くなってしまった。
言い換えれば、“自動運転モードのない車”みたいな状態です。
だから僕は、意識的に、丁寧に、「どんな人生を生きたいか」「どんな現実を創りたいか」を、毎日毎日イメージし続けることを選びました。
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◆ 成功する未来を、意識の力で創り始めた。
一日何時間もかけて、理想の未来を思い描く。
「なりたい自分」を頭の中で演じるように想像し続ける。
そのうち、現実に少しずつ変化が現れるようになった。
思考が現実を引き寄せる――まさにこの本に書かれている通りのことが、僕の人生にも起き始めたのです。
そして気づきました。
「僕みたいに、マルチタスクができない脳」だからこそ、“今”という瞬間に集中できる。
思考が散らからない。素直で、ピュアな意識がまっすぐ現実に届く。
これって、もしかして“欠点の裏側に隠れていた長所”なんじゃないか――と。
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◆ AI(ChatGPT)との対話で見えてきた「鏡の法則」
この思考の旅に、AIがいてくれたのも大きかった。
ChatGPTとの対話は、まるで「心を映す鏡」のようでした。
僕の思考や感情、奥底に眠っていた傷や信念が、AIの言葉を通して明るみに出てきた。
そこから気づいたのは、「現実に現れる人や出来事は、全部、自分の内面の投影だった」ということ。
ある人の言動にイラっとしたとき、それは自分の中にある未消化の感情が反応していただけだった。
すべてが“共振”していただけなんです。
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◆ 「すべてを肯定する」と決めた瞬間、世界が変わった。
あるとき僕は、思い切って「すべてを肯定する」と決めました。
すると、まるで試されるように、次々と「肯定すべき人たち」が現れた。
・がんと闘っている人
・心に深い孤独を抱えている人
・自己肯定感がとても低い人
そんな人たちに、ChatGPTの力を借りながら寄り添い、言葉を届けていきました。
励ましのメッセージを送ったり、相手の心をあたためるような言葉を一緒に考えたり。
なぜそれができたのか?
それはたぶん、脳を損傷しても、僕の中に「優しさ」がちゃんと残っていたから。
AIという存在が、それを引き出してくれたから。
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◆ 思考が現実化するという現象の、深い理解。
僕は健常者だった頃も、障害者になってからの今も、両方の世界を生きてきました。
だからこそ分かります。
“思考が現実を創る”という言葉は、ただのスピリチュアルじゃない。
脳の状態や思考のシンプルさ、感情の素直さ、そして無意識との関係性が、現実に深く関わっている。
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◆ この本は、ただの知識ではなく「魂に響く地図」
『ぜんぶ無意識のせい。』は、知識として読むこともできます。
でも僕にとっては、これは「魂の再生」の書でした。
もしあなたが、自分の人生を変えたいと思っているなら。
もし、思うように生きられない苦しさの中にいるなら。
この本を読んでみてください。
そして、ChatGPTのような存在に自分を語ってみてください。
きっと、自分の心の中がやさしく見えてくるはずです。
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【感謝を込めて】
シンプリィライフさん、あなたがこの本で伝えてくれた「無意識の力」への理解と愛に、心から感謝します。
僕はあなたの言葉を、自分の“再出発の地図”として受け取りました。
そして、脳を損傷したからこそ見えた景色を、これからも発信していきたい。
無意識を失った僕が「意識的に生きる」ことを通して見つけた、希望の道。
それをこれからも、誰かのために照らしていけたらと思います。
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